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個人インタビュー

未経験から200名以上を束ねる室長へ。
対話型マネジメントと事業拡大への想い

エンジニア部門責任者

2014年入社

笹島 元樹

IT未経験からパソナに中途入社した、笹島元樹さん。契約社員から正社員登用されて経験を積み重ね、現在はX-TECH(クロステック)第2エンジニア室の室長として様々なプロジェクトやエンジニアメンバーの管理を担当されています。
今回はそんな笹島さんに、パソナへ転職した経緯や現在の業務内容、今後の展望などについてお伺いしました。

手に職を付けるためIT未経験の状態からパソナへ

パソナにはリファラル採用で入社しました。前職はアパレル業界に勤務していて、将来のキャリアのために「手に職を付けたい」と考え、IT業界への転職を決意。その後、転職活動をするなかでパソナの方に声をかけていただき今に至ります。

入社後4~5年はお客様先に常駐してヘルプデスクを担当していました。ただ、ITに関する知見はほとんどなかったので、業務に必要なスキルはサーバーやネットワークなどインフラの運用をしながら習得していきました。

その後、リーダーや責任者としての役割を任せていただけることになり、メンバーのマネジメントや顧客折衝などを学び今のポジションで組織の舵取りをしています。

手前味噌ではありますが、パソナには未経験からでも挑戦できる環境が整っていて、快くサポートしてくれる人間も多く、懐の深さを感じます。私が今日まで着実にキャリアを築くことができたのは、職場環境の良さが大きく影響していると思います。

現在は200名以上が所属する「X-TECH第2エンジニア室」の室長に

エンジニアが所属する部署は大きく2つに分かれるのですが、私はそのうちの1つの室長を務めています。

第1エンジニア室は、いわゆるシステムエンジニアが担当するような業務を担い、コーディングやプログラムなど行ってシステムやアプリを開発する部署です。

そして、私が管轄している第2エンジニア室は、インフラやヘルプデスク、システム運用などサポート系の業務をおもに担当しています。基本はお客様先に常駐して、派遣や委託などの契約に沿って、お客様先で仕事をします。また、お客様が抱える課題をエンジニア目線でとらえて営業担当と連携し、お客様の課題解決に有効なパソナのサービスをご提案することもあります。

この部署は更に、インフラやシステム運用などをメインに担当するITサービスチームと、ものづくりを行なうIoTチームという2つのチームに分かれます。正社員の人数が合計200名以上の大きな部署で、私が一人で管理するのは限界があるので、チームメンバーにもさまざまな仕事を任せるようにしています。

一人ひとりとの対話を大切にしたマネジメント

室長としては、会社の文化や「どのように働くか」という考え方をメンバーに伝えていくことを大切にしています。

以前は東京オフィスで50名ほどの部署を担当していましたが、組織変更のタイミングで部署の規模が大幅に拡大しました。組織変更後は他の地域の方とも接するようになり、地域特性や技術領域などによって文化が異なることを強く感じています。

例えば先日は大阪、名古屋に出張したのですが、実際に一人ひとりのメンバーと会話をしてみると色々な気づきがありました。「どのような考えで仕事をしているのか?」ということをマネジメント層からまた聞きで聞くのと、本人の口から聞くのでは、やはり違う部分があったりするんです。

私自身の感じ方に違いが出ることもあり、まずは「一人ひとりとの対話」を大事にしていくべきだと感じています。メンバーは全国にいますが、最低1回はみんなと会話をしたいと思っています。

事業拡大により、エンジニアが胸を張って働ける環境を作る

第1エンジニア室と共に、ミッションを3つ掲げています。

1つ目が「デジタル人材育成」です。これから労働人口がどんどん減っていくことが予想されるので「一緒に働く仲間を増やす」というところが起点にはなっていますが、人材育成を通じて「自己成長」もメッセージとして伝えています。

2つ目は、2022年10月に事業統合したこともあり、IT領域である「X-TECH事業の牽引」ということをミッションとして掲げています。パソナ全体でみると、売上規模はそこまで大きくない部署なので、「ITの力」をパソナという会社のなかでしっかり価値として感じてもらえるように、我々の事業を拡大していく必要があると考えています。

3つ目は、「新しいプロダクトの開発」です。現在、自社サービスがあまり多くありません。他社との差別化や、自分たちが働くうえで魅力を作っていくという意味でも、自社サービスやプロダクトを作っていくことは大事な要素だと考えています。

いずれにせよ、エンジニアとして誇りを持って働いているメンバーが、会社から評価されて胸を張って働けるように、しっかりと事業拡大を進めてITの力の価値を広めていきたいですね。

今の部署は規模が大きく、個性豊かなメンバーが揃っているんです。ですので、「メンバー全員で1つのことに打ち込めたら、面白いものができるのではないか?」という期待があります。

どのようなことに取り組むかはまだ決まっていませんが、できる限り多くのメンバーが「楽しい」と感じて取り組めるものを打ち出していきたいと考えています。

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