「セキュリティエンジニアはやめとけ」は本当?その理由と快適な仕事先を見つけるためには

「セキュリティエンジニアはやめとけ」は本当?その理由と快適な仕事先を見つけるためには

この記事では「セキュリティエンジニアはやめとけ」と言われる理由と併せて、セキュリティエンジニアの将来性やメリット、向いている人などを解説します。

ITの進化にともない私たちの生活は便利になりましたが、サイバー攻撃も年々進化しています。そんなサイバー攻撃などから重要な情報を守るためのエンジニアがセキュリティエンジニアです。情報セキュリティに特化したセキュリティエンジニアですが、「やめとけ」「きつい」「つらい」と言われることも多い職種といえるでしょう。

この記事では「セキュリティエンジニアはやめとけ」と言われる理由と併せて、セキュリティエンジニアの将来性やメリット、向いている人などを解説します。

「セキュリティエンジニアはやめとけ」のおもな理由・原因

セキュリティエンジニアが「やめとけ」「きつい」「つらい」と言われる理由には、大きく3つの理由・原因が考えられます。

責任が重い

ITシステムが普及し、業務利用することが当たり前になった昨今では情報セキュリティは企業を守る砦のような存在です。また、外部からの攻撃だけでなく、内部からの情報漏えいなどにも対応する必要があり、万が一事故を起こしたときの企業へのインパクトは計り知れません。

セキュリティエンジニアは情報セキュリティに特化したエンジニアであり、そのリスクを回避することが求められるため責任重大な職種です。この責任の重さが、セキュリティエンジニアに対するマイナスなイメージの一端を担っています。

常に最新の知識を活かした対応が求められる

サイバー攻撃は年々多様化・巧妙化しており、常に新しい攻撃手法が生み出されています。近年ではクラウドサービスを業務利用することも増え、従業員の私物デバイスを業務利用するBYODの普及も相まって、内部からの情報漏えいも対策が必要になりました。セキュリティエンジニアは内外に潜むセキュリティリスク全般に対応する必要があり、最新の知識を活かした対応が求められます。

常に最新の情報をキャッチし続け、知識を身に着けて活かさなければならず、情報・知識を吸収し続けることが求められる点が「きつい」「つらい」と言われる要因の一つです。

求められるのは“迅速な対応”ばかり

一度セキュリティ事故が発生してしまうと、セキュリティエンジニアは自社の経営層や顧客から“迅速な対応”を求められます。セキュリティ事故が起きないようにすることも仕事の一つですが、万が一事故が起こると昼夜を問わず復旧作業やその後の対応に追われることになるでしょう。

1分1秒でも早い復旧が必要とされ、対応に追われて自身の生活にも影響を及ぼす可能性があります。また、システムの復旧後も事故の原因調査や報告に追われることになり、長い場合は数ヵ月をかけて対応することになるでしょう。

セキュリティエンジニアの将来性やメリット

セキュリティエンジニアの将来性やメリット

前述のとおりマイナスなイメージも存在しますが、セキュリティエンジニアは将来性のある職種です。メリットと併せてセキュリティエンジニアの将来性を見ていきましょう。

セキュリティに関連する仕事はなくなることがない

IT技術がどれだけ進化しても、攻撃する者と守る者の存在はなくなりません。サイバー攻撃は常に新しい攻撃手法が生み出されており、企業も守るべきデータや情報の価値が高くなっているため、しっかりと守れる人材を常に求めています。

近年ではクラウド環境を業務で利用するなど、大きく環境も変化してきていますが、変わりゆく環境に合わせたセキュリティ対策が必要であるため、仕事がなくなることがありません。システムが高度化するほど対策も高度化が求められることからも、セキュリティエンジニアは今後も求められ続け、現在よりも需要は高まると予想されます。

人材不足で人材価値が高い

日本のセキュリティ人材は2016年時点で約13万人不足しており、2020年には約19万人に増えると予測されていました。IPAが2021年4月に公開した“サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引”を参照しても、マネジメントレベルおよび実務レベルのセキュリティ人材が量的・質的に不足していると発表されています。

また、海外と比べてもセキュリティ人材の充足状況(不足度)は他国が約10%~16%程度に対して、日本は86.9%となっており、日本のセキュリティ人材の不足は深刻化していることがわかります。

そのため、セキュリティエンジニアの人材価値は非常に高く、引く手あまたの状況です。

キャリアパスが豊富

セキュリティのスペシャリストとして、セキュリティエンジニアからコンサルタントやアナリスト、フリーランスなどへのキャリアパスが望めます。また、より技術を高めればホワイトハッカーの道もあり、セキュリティエンジニアを通して多様なキャリアパスが望めることはメリットの一つです。

そもそもセキュリティエンジニアってどのような仕事?

セキュリティエンジニアはセキュリティのスペシャリストとして、企業のITシステムの安全かつ安定的な運用を支える存在です。外部からのサイバー攻撃を防ぐことはもちろんのこと、近年では内部からの不正な情報漏えいなども防ぐことが求められます。

ITシステムのセキュリティ設計からセキュリティ製品の選定、運用・保守と幅広く対応し、セキュリティ事故が発生した際も前線で対応します。セキュリティはどの分野でも必要とされているものであり、セキュリティエンジニアにはプログラミング・サーバー・ネットワークなど、幅広い知識が求められます。

セキュリティエンジニアに向いている人

セキュリティエンジニアに向いている人

セキュリティエンジニアを目指す方に向けて、どのような人が向いているかを3つの特徴で分けて紹介します。

新しい技術が好きな人

セキュリティエンジニアは常に最新の技術動向を把握してく必要があります。最新技術の仕組みを理解し、悪用される可能性や対策方法などを知識として吸収しておかなければなりません。サイバー攻撃の手法も変化し続けているため、これらに興味を持ち追い続ける姿勢が重要です。

そのため、最新技術や技術動向に興味を持ち、仕組みを理解しようとする人は向いているといえるでしょう。

根気強い人

もしもセキュリティ事故が発生した場合、被害状況の確認と復旧作業だけでなく原因を追求することも求められます。原因追求には多くの時間と手間が必要であり、非常に根気がいる作業です。

場合によっては数ヵ月ほど対応が必要になることもあるため、根気強く対応を続けられる人が向いています。

責任感が強い人

セキュリティ事故が発生した場合の企業への影響は計り知れません。サイバー犯罪の与える経済へのインパクトは年に約63兆円ともいわれており、1回の事故で数十~数百億円規模の損失が発生することもあります。そのため、セキュリティエンジニアに最も求められていることは、セキュリティ事故が起きないように事前に防止することといっても過言ではありません。

セキュリティエンジニアの仕事には重い責任がともないますが、その分やり遂げる価値の大きい仕事です。そのため、責任感が強く、最後までやり遂げる意志の強い人に向いています。

セキュリティエンジニアになって「きつい」「つらい」とならないためには

「セキュリティエンジニアはやめとけ」と言われる理由については、前述のとおり“責任が重い” “常に最新の知識を生かした対応が求められる” “迅速な対応が求められる”という3点が大きな理由です。しかし、それ以外の要因も考えられます。

セキュリティエンジニアに限らず、エンジニアにマイナスな意見が多い理由の一つに“IT業界のピラミッド構造”の存在が挙げられます。IT業界のピラミッド構造とは、クライアントから受けた仕事を1社だけで対応するのではなく、その企業の子会社や孫会社、協力会社などへ委託することによる多重請け構造です。

三次請け、四次請けも珍しくなく、これらの外注先となる企業は予算やスケジュールの余裕がありません。そのため、エンジニアにしわ寄せが来て労働環境が悪くなることも珍しくないのです。

セキュリティエンジニアになって「きつい」「つらい」とならないためには、そのような企業で働かないことが重要です。就職や転職の際に企業情報を自身でチェックすることも重要ですが、プロの手を借りることも検討しましょう。

IT業界の就職や転職に強いサービスを活用し、自身の希望どおりに働ける会社を見つけることが重要です。

セキュリティエンジニアの市場価値は高くおすすめ!

「セキュリティエンジニアはやめとけ」と言われる理由はたしかに存在しますが、セキュリティエンジニアは市場価値が高く、責任感を持ってやり遂げることで大きなやりがいを感じられる職種です。

セキュリティエンジニアがどのような職種なのかをしっかりと理解していれば、後悔することなく目指せるでしょう。今回はセキュリティエンジニアに向いている人の特徴も解説したため、自身に合っているかどうかの判断基準としてください。

併せて、セキュリティエンジニアとして快適に働くためには会社選びが非常に重要です。セキュリティエンジニアとして就職・転職を考えられている場合は、IT業界に強いパソナテックのご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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掲載日:2022/04/05

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