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インフラエンジニアはやりがいのある仕事!必要なスキルについて解説

この記事では、インフラエンジニアの仕事内容や、どのようなやりがいがあるのかを解説します。必要なスキルについても触れていくので、ぜひ最後までご覧ください。

インフラエンジニアはやりがいのある仕事!必要なスキルについて解説

この記事では、インフラエンジニアの仕事内容や、どのようなやりがいがあるのかを解説します。必要なスキルについても触れていくので、ぜひ最後までご覧ください。

キャリア

2022/08/08 UP

スマートフォンやパソコンの普及にともない、インターネットの利用は幅広い世代に浸透しました。

WebサイトやSNSなどのサービスが安定して稼働するためには、サーバーやネットワークなどのITインフラの存在が欠かすことができません。

ITインフラの構築・運用に特化した「インフラエンジニア」は、現在のインターネット社会において非常に重要な役割を担っています。しかし、インフラエンジニアはいわゆる裏方としての業務が多く、普段なかなか仕事の様子を目にする機会はありません。

ITインフラに関するスキルを伸ばしたいと考えている方のなかには「インフラエンジニアの仕事のやりがい」について興味がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インフラエンジニアの仕事内容や、どのようなやりがいがあるのかを解説します。必要なスキルについても触れていくので、ぜひ最後までご覧ください。

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアは、システムの基盤となるITインフラの開発や運用に特化したエンジニアです。ネットワークやサーバーといったITインフラ基盤の設計・構築・運用をおもに担当します。

インフラエンジニアは、サーバーサイドエンジニアとネットワークエンジニアの2職種に大分されます。サーバーサイドエンジニアは、サーバーの選定・設計・構築・テストなどの運用業務をおもに担当します。一方で、ネットワークエンジニアはデータの送受信環境の構築がメイン業務となります。

サーバーサイドエンジニアとネットワークエンジニアはそれぞれ異なる職種ですが、インフラエンジニアの業務ではサーバーとネットワーク両方の知識を要求されることが多くあります。

また、ITインフラを設計する際は、クライアントへのヒアリングや提案なども行ないます。そのため、インフラエンジニアにはIT知識に加え、コミュニケーションスキルがあることも重要となります。

インフラエンジニアの仕事内容について詳しく知りたい方は、『インフラエンジニアとは?仕事内容から取得するべき資格までわかりやすく紹介!』も併せてご覧ください。

インフラエンジニアのやりがい

インフラエンジニアのやりがい

Webサービスを常に利用できる状態にするためには、ITインフラを安定して稼働させることが重要です。ITインフラの管理・運用に携わるインフラエンジニアは、社会から求められる仕事なのです。

ここでは、インフラエンジニアの仕事のやりがいについて具体的にみていきましょう。

ITインフラを支えているという達成感・充足感がある

私たちはあらゆるシーンでWebサイトやアプリケーションを利用しています。いまやこうしたサービスは生活に欠かすことのできない存在となりました。

ネットワークやサーバーといったITインフラは、さまざまなITシステムを支える重要な役割を担っています。

もしITインフラが正常に機能しなければ、社会の多くのサービスが使えなくなってしまいます。トラブルが発生すれば、IT企業だけでなく、ITシステムを利用している企業にも大きな影響をおよぼすことは想像に難くありません。

ITインフラを安定稼働させるインフラエンジニアは、社会全体を支えている仕事なのです。日々の業務を通じて、社会に貢献している達成感や充実感を感じることができるでしょう。

クライアントとの信頼関係を築ける

インフラエンジニアは、ITインフラの構築から運用・保守まで一貫して担当することも少なくありません。そのため、同じクライアントと長い付き合いになることが多くあります。

インフラエンジニアは直接クライアントと話をする機会が多い仕事です。クライアントの事業への理解を深め、トラブルの解決やインフラの改善提案をするなかで、クライアントから感謝の言葉をもらうこともあります。

じっくり時間をかけてクライアントとの信頼関係を築いていける点も、インフラエンジニアの大きな魅力の一つです。

幅広い知識・技術が身に付く

インフラエンジニアには、ネットワーク、サーバー、OS、セキュリティなど、さまざまな専門知識が要求されます。全ての知識を独学で身に付けるのは大変ですが、インフラエンジニアは実務をとおしてこれらの技術を習得・深化することができます。

また、インフラに関する技術は「従来の技術を応用しながら進化する」という特徴があります。IT業界は技術の進歩や変化が激しい業界ですが、インフラエンジニアの仕事をとおして一度身に付けたスキルは、その後も長く活かすことができるのです。

需要が高く社会で求められる仕事

ITインフラはさまざまなサービスの基盤であり、社会を支えるためになくてはならないものです。しかしIT業界全体で人材不足の状態が続いており、インフラエンジニアの高い需要に対して人材の供給が追い付いていません。

インフラエンジニアとしての実務経験は、エンジニアとしての市場価値を高めることにつながります。インフラエンジニアの経験があれば、エンジニアとしてのキャリアアップや転職でも有利になります。

インフラエンジニアに必要なスキル

インフラエンジニアに必要なスキル

ITインフラを構築し安定稼働させるため、インフラエンジニアには幅広いITスキルが求められます。インフラエンジニアに必要なスキルのうち、代表的なものについてみていきましょう。

ネットワークやサーバーに関するスキル

ネットワークやサーバーの運用・保守がインフラエンジニアのメイン業務となります。主要サーバーのLinux、Unix、Windowsに関する知識・スキルは必ず身に付けておきましょう。

また、インフラエンジニア自身がネットワークの不調の原因を調査し、解決することもあります。ネットワークやネットワーク機器の知識も押さえておけば、より多くの現場で活躍することが可能です。

クラウドのスキル

現在はクラウドサーバー上にITインフラを構築するケースが増えており、クラウドに関する知識・スキルも必須といえます。

クラウドは高額なハードウェアの購入が不要なため、初期コストを抑えられるというメリットがあります。そのためクラウド環境にインフラを構築することが主流になりつつあります。

主要なクラウドサービスであるAWSGCPAzureなどの知識は身に付けておくとよいでしょう。

セキュリティのスキル

サイバー攻撃は日々複雑化・激化しています。ITインフラを安定稼働させるためには、情報セキュリティやセキュリティ製品に関する知識・スキルが欠かすことができません。

万が一、ITインフラがサイバー攻撃の被害に遭うと、インフラに関連するすべてのシステムが停止してしまいます。ITインフラが復旧するまで多くのシステムが利用できなくなり、企業に大きな損害を与えてしまう可能性もあるのです。

インフラエンジニアには、情報セキュリティに配慮したITインフラを構築することが求められます。セキュリティに関する技術も日々進歩していくため、常に情報をアップデートし、スキルを深化させていく必要があります。

インフラエンジニアはITインフラを支える高い需要のある仕事

パソコンやスマートフォンが普及し、老若男女問わず幅広い世代でWebサービスの利用が活発化しています。

「いつでも使えるもの」という印象のあるWebサービスですが、サービスを安定して利用するには、ITインフラが常に正常稼働していることが求められます。ITインフラの構築・管理を担うインフラエンジニアは、多くのシステムを支えると同時に、社会全体を支える重要な仕事なのです。

インフラエンジニアは「縁の下の力持ち」といわれることも多く、その仕事が人目に付くことはあまりありません。しかしクライアントと長期にわたって関係性を構築することができ、インフラに関する専門性を高めることのできる、魅力とやりがいに溢れた仕事といえるでしょう。