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AIエンジニアは将来性のある仕事!未経験からAIエンジニアを目指す方法とは

AIエンジニアを取り巻く現状について触れつつ、AIエンジニアという仕事の将来性や需要について解説していきます。

AIエンジニアは将来性のある仕事!未経験からAIエンジニアを目指す方法とは

AIエンジニアを取り巻く現状について触れつつ、AIエンジニアという仕事の将来性や需要について解説していきます。

キャリア

2022/06/17 UP

商品・サービスのみならず、事業運営にもAIシステムの導入が進んでいる昨今、AIエンジニアへの関心が高まっています。

こうした背景から、AIシステムの開発に特化したエンジニアであるAIエンジニアはとても将来性がある職種の一つと考えられています。

この記事では、AIエンジニアを取り巻く現状について触れつつ、AIエンジニアという仕事の将来性や需要について解説していきます。

なお、AIエンジニアの仕事についてより詳しく知りたい方は、別の記事『AIエンジニアとは?仕事内容、必要なスキルや資格について解説』も併せてご覧ください。

AIエンジニアの将来性

AIエンジニアの将来性

近年、スマートフォンや自動車、家電など、さまざまなものにAIが活用されています。AIに対する期待が高まるなか、AIエンジニアの活躍シーンもより増えることが予想されます。

これからAIエンジニア目指す場合に、気になるのはその将来性。AIエンジニアは今後も必要とされるのでしょうか。ここではAIエンジニアの将来性について解説します。

AIエンジニアは今後も多くの人材が必要とされる

AIエンジニアは、今後より一層多くの人材が必要とされることが予想されます。

現在、新規でAI開発を始める企業も世界的に増えています。そのため、AIエンジニアは日本国内だけでなく、海外にも活躍の場が用意されているのです。そのため今後しばらくの間は、AIエンジニアは高い需要が見込まれます。

AIシステムの導入は、本来人間がすべき業務をシステムに任せることができるというメリットがあります。そのためAIが普及することでAIエンジニアの仕事が減るのではと考える方もいるかもしれません。

しかしAIシステムの開発・普及が進んだとしても、AIシステムの開発・運用する仕事自体をAIに代替させることは難しいでしょう。そのためAIエンジニアの仕事は、AIがより普及したとしても残り続ける可能性が高いと考えられます。

AIエンジニアの現状

AIエンジニアの現状

AIエンジニアは将来性があり、やりがいと厚待遇のどちらも手にすることが可能な仕事です。ここではあらためて、AIエンジニアの現状について解説していきます。

AIエンジニアは慢性的な人材不足

AIシステムを事業に導入する取り組みが行なわれる一方で、それを開発するAIエンジニアは慢性的な人材不足に陥っています。

AIエンジニアは、プログラミングはもちろんのこと、AI開発に関する専門知識や、データ解析などのスキルも求められる仕事です。またAI開発ではAIに対して「学習」を行ないますが、この「学習」の工程がAIの精度に大きく影響を与えます。そのため、高い精度が出せるAIを作るためにはどう学習させれば良いのかを探求し続ける必要もあります。

こうした知識やスキルは一朝一夕では身につかない一方で、AIエンジニアを育成するための専門機関が少なく、人材の供給は追い付いていないのが現状です。

世界的にAIエンジニアが求められている

AIの開発を担うAIエンジニアは、世界中で求められています。

AI技術は、日本国内のみならず、世界中で研究・導入が進められています。ありとあらゆる製品に組み込む可能性を秘めているAIは、世界中で需要が見込まれます。

AIエンジニアの需要

このように、今日、世界中でAIエンジニアが求められています。この章では、AIエンジニアの需要について焦点を当て、今後の見通しや、どのような人材が求められるのかを解説していきます。

今後も需要拡大が予想される

近年、AIはさまざまな分野に活用されており、今後もAIエンジニアの需要は拡大していくことが予想されています。

これまではIT業界や自動車業界など、ITに近い業界でのAIシステムの導入が進められてきました。しかし今後は、業界の壁を越えてAIシステムの導入が進んでいく可能性があります。

日本では特に、医療や介護、農業、物流・インフラといった分野のAIシステム化が推進されています。どの業界でも今まで培ってきた経験や技術があるため、これらを生かしたAIの構築が求められて生きます。

こうした背景から、今後は、AIエンジニアはAIシステムに関する技術やデータ解析のスキルだけではなく、AIを導入する業界の知識を習得することも重要になると考えられます。

AIシステムはさまざまな分野への応用が期待されていますが、その分AIエンジニアに求められるスキルはより専門的で幅広く、高度なものとなっていくでしょう。

一定のスキル・経験を求められることが多い

AIエンジニアとして就職する際、多くの場合は実務経験が重要視されます。

その理由には、AIエンジニアの仕事は専門性が高く、多くの企業は採用後にAIエンジニアを育成できる環境にないということが挙げられます。そのため、すでに一定のスキルを有している即戦力となる人材が求められるのです。

AIシステム開発は、プログラミング以外に、AIに関する汎用的な知識、数学的な知識なども求められる場面があります。AIに関するスキルや知識なども最低限もっていないと業務が難しい場面も多くあるため、プログラミング、AIの知識やスキルなどを抑えておくと良いでしょう。

未経験でも採用される可能性はある

このように、多くの企業はAI開発の経験者を募集しています。しかしすべての企業が経験者に絞った採用活動をしているわけではなく、ITシステムの開発を行なっている企業などでは、新卒や未経験者のAIエンジニア採用を行なっているケースもあります。

これは、圧倒的な人材不足が理由の一つと考えられます。そのため、人材不足が顕著な2021年現在だからこそのものともいえます。

ただしAIエンジニアとしては未経験であっても、大学などの専門機関でITに関する基礎知識を学習していたり、個人でエンジニアとしての知識を習得している必要があります。また、プログラミングなども独学である程度習得しておく必要もあります。

AIエンジニアの活躍の場

AIエンジニアの活躍の場

AIエンジニアとして働く際に、どのような就職先があるのでしょうか。

企業のAI開発に携わる

従来はIT企業や自動車メーカーなど、事業がAI技術と比較的近い企業が、AIエンジニアの主な活躍の場となっていました。

しかし近年、医療や製造、農業、金融機関などでもAIシステムが扱われるようになりました。今後は業種や事業内容の垣根を超え、よりさまざまな場でAIエンジニアが必要とされることが予想されています。

大学・研究機関でAI分野の研究をする

AIエンジニアは企業に就職して事業の発展に貢献するだけではなく、大学や研究機関などでAI分野に関する研究をするという道もあります。

営利目的ではなく、純粋に「知りたい」「やってみたい」という気持ちでAIに関わることができるので、探求心の強い方にもおすすめの就職先です。

AIエンジニアを育てる教育者となる

AI人材を育成するための専門学校やスクールも存在するため、そういった環境で人材育成を担うというキャリアもあります。

もしAIエンジニアを育てる教育者となる場合は、実務経験で培ってきた知識や経験を役立てて生徒にアドバイスをすることもできるでしょう。

AIエンジニアは高い将来性がある!

AIシステムの導入は、私たちの生活の身近なところでも行なわれています。これまで「機械に任せるのは難しい」と考えられていた業界でも、徐々にAIシステムの活用が見直されるようになりました。

AIシステムが急速に普及する一方で、その開発を担うAIエンジニアは人材不足が続いています。今後も需要が見込まれる職種であり、AIの重要性が高まることに比例して、企業の人材確保の競争は激しくなっていくことでしょう。

AIエンジニアは世界中で求められており、将来性のある仕事なのです。