エンジニア100人が回答!実務に活かせるおすすめの資格ランキング

エンジニア100人が回答!実務に活かせるおすすめの資格ランキング

エンジニア100人に取得をおすすめする資格をアンケートで伺いました。今回は、アンケート中、有効であった回答33個の中から、回答数の多かったものを厳選してご紹介します。

エンジニアが取得しておくべき資格と一口に言ってもさまざまな目線があり、目指すキャリアによっても勉強することが異なります。エンジニアの資格は受験要件がないことも多く、いつでも受験自体は可能です。ただし、難易度の高い資格も多いので、しっかり学習する必要があり、時間がかかってしまうのは仕方がありません。

そこでエンジニア100人に取得をおすすめする資格をアンケートで伺いました。今回は、アンケート中、有効であった回答33個の中から、回答数の多かったものを厳選してご紹介します。

エンジニアは資格がいらない?「なくても仕事ができる」が1位

エンジニアは資格がいらない?「なくても仕事ができる」が1位

アンケートでは、「特になし」と回答した人が12名おり、回答数の中では一番多くなっています。特に何も記載していない空欄の人も、資格が不要と考えている可能性が高いため、現役エンジニアの多くの方が仕事をするのに資格はいらないと考えていると推測されます。

確かにエンジニアは医師や弁護士とは異なるので、資格がなくても仕事ができます。ベテランの方でも資格を取得していない方はたくさんいらっしゃいます。資格は自分のスキルを分かりやすく示すものなので、昇進や転職など特定のシーン以外はほとんど意識することはないでしょう。

しかし、エンジニアにとって資格はどちらかと言えば、取得過程で勉強したことが重視されるのではないでしょうか。実際に『取った資格はなんらかの形ですべていかせている』と回答している人もおり、勉強したこと自体は決して無駄にはなっていないと思われます。

そのため、何から勉強したらいいか分からない人や、単に本を読むだけではモチベーションの上がらない人は、資格取得を一つの目標にすることもおすすめできます。

大抵資格取得のためのテキストは体系立てて整理されているので勉強しやすく作られています。資格試験の日も決まっており、その日までに勉強すると決めることで、学習計画も立てやすいです。スキルアップやキャリアアップを図りたいがどうしたらいいかわからない方は、資格取得を検討してみましょう。

エンジニアにおすすめの資格第2位 – CCNA

エンジニアにおすすめの資格第2位 – CCNA

第2位はCCNAでした。5名の方が回答しているCCNA(Cisco Certified Network Associate)はシスコシステムズ社によって運営されている、ネットワークエンジニアの認定試験です。ネットワークエンジニアとして働く方には基本の資格ですが、システムエンジニアやWEB系のエンジニアにとっても有用な試験となっています。

特にシステムエンジニアやWEB系のエンジニアにとっては、CCNAの資格取得が、目の前の業務で役に立つことはあまりないかもしれません。しかし、ネットワークの基礎を網羅的に出題するCCNAを勉強しておくことは、後々より複雑な設計や開発に携わる際に役に立つでしょう。

上位資格のCCNP(Cisco Certified Network Professional)をあげている方もいますが、こちらはプロフェショナルレベルの技術者を認定する資格であり、CCNAより難易度が高い試験です。未経験者はCCNAから順番に、経験者や自信のある方はCCNPにトライしてみましょう。

エンジニアにおすすめの資格第2位 - 情報技術者試験

エンジニアにおすすめの資格第2位 - 情報技術者試験

同率で2位だったのが、IPAが運営する情報技術者試験です。基本情報技術者試験と応用情報技術者を合わせると回答者数が5名となりました。知名度も高い資格なので、持っていることがある程度知識を有していることの保証になりやすい資格です。国家資格である両資格を持っている有用性がうかがえる結果となっています。

基本情報技術者試験は、システムエンジニアのみならずエンジニアとして働く際の基礎となるものが詰まった資格です。資格取得はスタートラインに立ったと呼べるものでもあります。

また応用情報技術者試験は戦略、設計、開発、運用についての知識が求められる上位資格です。試験範囲がエンジニアとして知っておくべきことを網羅しており、今後のキャリアに応用が効く知識がたくさん詰まっています。プロジェクト管理など組織として動くための知識も要求されるので、プロジェクトマネージャーへのステップアップを考える方は、この資格から勉強を始めるのも近道の一つです。

システムエンジニアにとっては、高度試験区分と呼ばれるスペシャリストになるための試験を受ける前段階ともいえるので、まずは応用情報技術者試験の勉強で概要を理解し、その後で各分野を深めていくこととなります。

エンジニアにおすすめの資格第4位 - ORACLE MASTER

エンジニアにおすすめの資格第4位 - ORACLE MASTER

データベースの資格であるORACLE MASTERが2名の回答を得て第4位に来ています。データベースの知識はエンジニアにとって非常に重要です。インフラエンジニアでなくとも、基礎知識や最低限のSQL作成などは高い頻度で求められます。ORACLE MASTERの資格を取得する過程で、SQLから始めて、設計や運用の内容まで勉強することになるので、データベースの勉強をしたいエンジニアには便利な資格です。

認定パスが4段階準備されているので、自分の目指すキャリアに応じて、目標とする資格を決めましょう。

2020年2月から3月にかけて、新資格体系が導入され、SilverDBAの挑戦に、BronzeDBAの取得が必須ではなくなったなど、より資格を取得しやすい形に制度が変わっています。新制度の説明と併せて、学習方法や準備セミナーなどがORACLE MASTER Portalに集まっているので、試験の詳細が気になる方は一度チェックしてみましょう。

エンジニアにおすすめの資格第4位 - G検定

エンジニアにおすすめの資格第4位 - G検定

ORACLE MASTERと同率で4位になったのがG検定です。G検定とはジェネラリスト検定の略で、ディープラーニングの基礎知識を有していることが証明できる資格です。AIとディープラーニングに関する知識が問われ、AIを利活用した際の法的リスク等まで幅広く問われています。

ディープラーニングや人工知能に関する話題が注目を集めていますが、そもそもどういうものかを説明してくれたり、より詳しく関わるための方法を教えてくれたりするところは、なかなかありません。最新技術を追い始めるとキリがないほど発展も速く、範囲も広いので、単にAIやディープラーニングを独学で学ぼうとすると思いのほか大変です。この資格のために勉強することがそういった内容の総括となるので、シラバスやおすすめの書籍を借りて。学習に道筋を立てましょう。

ディープラーニングが盛んになり、AIが話題となっている現在、AI関連の業務に携わりたい人にとっては、非常によい契機となる資格ではないでしょうか。

エンジニアにおすすめの資格第4位 – TOEIC

エンジニアにおすすめの資格第4位 – TOEIC

ORACLE MASTER、G検定と同率4位にいるのが、TOEICです。英語の能力を示す、エンジニア以外の業界でも普通に使われている試験となります。

エンジニアも英語ができて損はありません。プログラム言語の仕様は英語で書かれているものも多いです。最近ではオフショアで海外へ仕事を依頼していると、そこでも英語が必要となります。顧客の要望を日本語で吸い上げ、英語でオフショア先へ伝えるようなブリッジエンジニアになることができれば、貴重な存在として自分の市場価値を上げることもできます。

プログラムなど業務とは直接かかわらないところですが、国をまたいでマネジメントできる能力を求められることもあるので、TOEICもエンジニアにとって取得しておきたい資格の一つです。

990点満点で、5点刻みで結果が表示されますが、「TOEICは860点までは有用」という具体的なコメントをいただいた方もいらっしゃいます。高スコアをとるのは大変かもしれませんが、対策を打ちながら学習を進めましょう。

その他 - 筆者が気になった回答

中小企業診断士

エンジニアとしてシステム開発に携わる前に、プロジェクトや案件に関われるのが中小企業診断士です。企業の戦略などを理解して、経営課題に対して、システムやプログラムでどう答えればいいかを求められます。場合によってはコンサルタントに近い動きも求められます。

中小企業診断士自体の難易度が高いと言われますが、その分取得しているエンジニアは少なく、資格を持っているだけで自分の市場価値を高めることができます。プログラムとは少し離れますが、目指す価値のあるエンジニア像の一つとして挙げられます。

第一級陸上無線技士

難易度が相当高い国家試験と言われており、電気系や通信系の学校を卒業した方でなければ合格は難しい資格です。IoTやM2Mが発達し、さまざまな形でデバイスを設定することで、あらゆる情報を取得することができる世界がすぐそこまで来ています。そのセンサーとなる機器からデータを吸い上げる際に必要となるのが、無線技術者の知識です。

ネットワークにも関わる分野となるので、せっかく取得を目指すなら、ネットワークスペシャリスト等と、併せて取得することも検討しましょう。

情報セキュリティマネジメント

今後セキュリティに関しては、エンジニアはより求められていくと思われます。こうした背景から、回答者としては1名しかいらっしゃいませんでしたが、重要だと感じてピックアップした情報セキュリティマネジメントは、職種でいうとセキュリティスペシャリストなどに求められる資格になります。

セキュリティスペシャリストは、業務遂行に必要なセキュリティを担保するための手順を整えたり、実施状況を確認したりと、業務担当になった際は事務系の仕事の印象が強いです。しかし問題が起きたときに適切な対応の指揮を執るには、もちろん技術的な知識も必要となります。情報漏洩が大きく企業価値を損なう時代になっているので、情報セキュリティリーダーとして活躍できる人材はプロジェクトに必ず必要となってきます。

エンジニアの資格は取得して損するものは何もない

エンジニアの資格は取得して損するものは何もない

専門分野に違いはあっても、エンジニアの取得で無駄な資格は一つもありません。どの資格も学習過程で学んだことが、日常業務のどこかに関連してきます。モチベーション高く、学習を続けることもできるので、日常業務をこなしながらでもぜひ資格取得に努めましょう。

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