【入門】個人でWEBサービスを開発する手順と必要な言語やスキルを解説

【入門】個人でWEBサービスを開発する手順と必要な言語やスキルを解説

作りたいものを一から作っていくための手順と、そこに必要なスキルを細かくご紹介します。

WEBサービスの構築にはさまざまな工程があるので個人で開発しようとすると、それなりに時間がかかります。

しかし手順を押さえて着実に進めていけばシステムを完成させることは誰にでもできます。プログラムを書く技術が前面に強調されがちですが、作りたいものを決める企画力や、システムを支えるサーバの知識など、必要なスキルは多岐にわたります。

少し開発期間に余裕をもって計画を立てた上で、自分にないスキルを一つずつ身に着けていくつもりで開発を進めるとスムーズです。

自分の思った通りのものをマイペースに作り続けられるのは個人で開発するからこそのメリットです。

ここでは、作りたいものを一から作っていくための手順と、そこに必要なスキルを細かくご紹介します。

WEBサービス開発の手順

WEBサービス開発の手順

WEBサービス開発の手順は大きく4工程に分けることができます。それぞれ必要なスキルが異なるので、本やネットの情報を参考にしながら一つずつ身に着けて進めていきましょう。

手順その1. 企画・設計

企画・設計はWEBサービスの肝となる部分なので、丁寧に時間をかけて行うのがおすすめです。

開発を始めてから詰めても構いませんが、検討しきって行き詰まるくらいのところまで考えておくと、検討し直しに伴う、手戻りを防ぐことができます。

まずはアイディアをまとめて、何を作るのか固めましょう。効率の悪い作業を改善したい、面白い情報をまとめて発信したいなど、WEBサービスを作ろうと思ったときの目的があるはずです。

どこから検討したらいいかわからない場合は、この目的をベースにして、目的達成のためには何があればいいかを考えていくとスムーズに考えられます。

そして考えた過程は可能な限り、紙やデータに残して後から振り返りが可能な状態にしておきます。

一度アウトプットすることで堂々巡りを防げると同時に、後から検討プロセスを検証することもできます。個人開発であれば書き方にこだわる必要はありません。自分が読んで分かるレベルで十分です。

企画が固まったら設計を行っていきます。WEBサービスなら実際使う画面のイメージを大まかに書き出していきます。システムの画面遷移が整理されてくると使用者にどんな機能が必要かも見えてきます。

画面のデザインなど細部にこだわる必要はありませんが、どの画面で何ができるかはきちんと整理しておきましょう。それがそのまま処理の順番となって、続く開発工程の手助けとなってくれます。

ユーザーが順番にWEBサービスを使っていく手順とそのときのデータの流れに重きを置くと比較的検討しやすくなります。

手順その2. サーバサイド開発

作りたいものの大枠が決まったら、少しずつ開発を始めていきます。

まずはサーバの構築を行って基盤となる場所を作りましょう。WEBページを作って公開するくらいであれば、レンタルサーバを借りれば十分ですが、データの処理が必要か、動的に動くページを作ろうとすると、WEBサーバの構築が必要となります。

ある程度必要なものがあらかじめ設定されているクラウドサービスもあるのでうまく使っていきましょう。

使う言語はシンプルで簡単なものを選ぶと、技術的な問題に悩まされずに済みます。また、利用している開発者が多い言語を選ぶと、情報がたくさんインターネット上に載っています。

たとえばPythonであればライブラリが充実しているので、よく実装される機能は自分でコーディングする必要がありません。Rubyであれば、Ruby on Railsと呼ばれるフレームワークが使えるので効率のいい開発を行うことができます。

サーバ構築となると機能面に目が行きがちですが、バックアップやセキュリティの観点もきちんと検討しておきましょう。バックアップはクラウドのシステムを利用すれば、サービスの中に入っていることが多いです。

セキュリティもサーバ側である程度担保してくれますが、コードの書き方によってセキュリティホールを作ってしまうことになりかねません。個人情報を取り扱うような場合など、慎重になるべき時はセキュリティ診断などを行い専門家の目を通すのが安心です。

手順その3. フロントエンド開発

サーバサイド開発が整ったらフロントエンドを作ります。この手順はどちらが先でも構いません。

フロントエンドを先に作り、画面イメージを持って機能開発に臨む方がスムーズであれば、その方法でも構いません。

フロントエンドを作っている最中にサーバサイドの問題に気付くこともあるので、サーバサイドを固める前にフロントエンド開発を行う開発者もたくさんいます。

言語として必要なスキルはHTMLやCSSの知識となります。JavaScriptまで使えると、フロントエンドでやりたいことは大抵実現することができます。

もう一つ重要となるのはデザインです。どこに何を配置するのが最適か、何色でどれくらいの大きさのものを置くかが、WEBサービスの使い勝手を左右します。

せっかくいい機能のWEBサービスを作っても、使い勝手が悪いとユーザーは離れていってしまいます。

マーケティングの観点から言えば、ABテストなどを行うのも手ですが、個人開発でそこまでやるのは骨が折れるので、テンプレートなどを購入してカスタマイズするレベルでも構いません。

UI、UXに関する本もWEBサイトもたくさんあるので、基礎となりそうなサイトをどれか一つくらい見ておくと大幅な失敗もありません。

何もないところから作ろうとすると、サーバサイド以上に大変なこともあります。始めてみたはいいものの、なかなか進まない時は気に入っているサイトや、使い勝手がいいと感じたサイトをいくつか分析してみましょう。

その感覚には必ず理由があるはずです。要素を少しずつ参考にして自分の画面を作り上げていくと、やりやすくなります。

手順その4. リリース後の対応

WEBサービスはリリースして終わりではありません。初期開発は一旦区切りがつきますが、バグ対応は速やかに行う必要があります。

リリース当初でたくさん問題を起こしたWEBサービスはその後もトラブルを起こしやすいサービスというイメージが付きまとってしまいます。

バグ対応をうまく行い、速やかな対応をしたことで好感度の上がったケースもあるので、初動の何日かの対応は特に大切にしましょう。

次の機能追加を考えるのはある程度運用して安定してからが安全です。検討するのはもちろん問題ありませんが、開発のリソースを分散させずにまずは安定運用を目指します。

自分で使ってみるのももちろんですが、複数のユーザーからフィードバックをもらえると早く問題点が発覚します。

サービスが安定したら使ってもらうための戦略を考えます。検索で上位に出てくるためのSEOやSNSでの拡散を行うだけでも利用者数は徐々に増えていくでしょう。

アクセス数は個人でも比較的簡単に集計できますが、細かい分析はなかなか難しいです。無料のアクセス解析ツールなども入れておきましょう。

SEOのサービスによっては回遊率や離脱率を算出してくれるものもあります。WEBサービスの内容にもよりますが、一般には回遊率を上げて滞在時間を伸ばし、離脱するポイントを減らすのがエンゲージメントをあげるコツです。

離脱してしまっているポイントがそのまま使いづらいところに直結していることもあるので、新たな改善点がそこからも見えてきます。

WEBサービス開発は簡単なものからはじめよう!

WEBサービス開発は簡単なものからはじめよう!

個人でWEBサービスを開発しようとすると、当然全て自分でやることとなり、必要なスキルも多くなります。

個人や小規模でWEB開発が行われるようになった今では、サーバ構築やSEO対策など基本的なことに関してはパッケージとしてサービス提供しているところがあります。

無理して一人ですべて解決しようとせずに、サービスが利用できるところは利用してしまいましょう。

始めの開発から難易度を高くしてしまうと挫折しがちです。簡単な仕組みのWEBサービスで全体の流れに慣れてから、徐々に難易度を上げていくと苦労せずに開発を進めていけます。

簡単なものでも一つサービスを作り上げることができれば、モチベーションアップにつながり、いくつもWEBサービスを行うエンジニアへの道も広がります。

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