【初心者向け】アプリ開発のやり方と個人で成功させる方法について解説

【初心者向け】アプリ開発のやり方と個人で成功させる方法について解説

個人でアプリ開発をしながら、企業の開発を手伝うなど、エンジニアとしての仕事の幅を広げてくれる手段となることもあります。

アプリ開発の基盤は誰にでも提供されているので、個人でも十分アプリを作ることが可能です。

アプリを設計し、開発し、責任をもってメンテナンスするそれぞれのフェーズさえきちんと踏めばある程度のものは誰にでも作れます。作業フェーズは大枠が体系化されているので、一度覚えれば応用して使うことが可能です。

重ねてアプリ開発を個人で行った経験は自分のスキルアップに大きく貢献してくれます。一通り開発を知っているという実績にもなる上に、企画力があることや必要とされるサービスのトレンドに敏感であることなども同時に証明が可能です。

個人でアプリ開発をしながら、企業の開発を手伝うなど、エンジニアとしての仕事の幅を広げてくれる手段となることもあります。

個人で開発するアプリにはどんなものがある?

アプリには様々な種類がありますが、個人開発に向いているジャンルのアプリをご紹介します。

SNSアプリ

SNSは大規模アプリがある程度固まっているため、個人で開発するのならある程度用途を絞り込んだSNSがおすすめです。

1日だけ開催されるイベントの情報発信や、全国ツアーの情報交換など、ピンポイントなニーズを満たすアプリを個人で作っている方はたくさんいます。

大手のSNSでは情報がありすぎて埋もれてしまう情報を、専用SNSを使って集約することで見やすくするイメージです。

仕組み自体は簡単で、ゲームなどと比べれば開発難易度は下がります。ただし、ユーザー数がそのままアプリの価値となるため、リリースして終わりではなく、リリース後の運用も必須となります。

ユーザー数や飛び交うメッセージの量によってハード面も強化していく必要があります。クラウドサーバを利用すれば、拡張自体は比較的簡単ですが、もちろん相応のお金がかかります。

コストが大きくなりすぎないように、費用面を運用後6ヵ月、1年単位で見積もっておくことも重要です。

動画アプリ

現在では一般の方でも動画コンテンツの配信が可能となりました。5G環境でより見やすくなってきているので、これから伸びしろのあるジャンルになっています。

見て楽しいコンテンツはもちろん、料理の作り方や筋トレの方法など手順を説明する動画も人気です。

個人で開発する際は特定ジャンルに絞り込んだアプリにしてみましょう。できるだけジャンルを細かくして、スポーツではなくテニスやゴルフ、料理ではなくスイーツや作り置きおかずなど興味を引くテーマにしておくことが重要です。

SNSアプリと同様に、利用ユーザー数がアプリの価値に直結するので、リリースした後の運用が重要になります。また、ハード面の管理も注意が必要です。

大量の動画が一気にアップロードされた場合などを想定して、プログラムで制御します。

アップロードされた動画が溜まってくると、サーバーリソース全般を圧迫するので、過去分をどこまで保持するかなど開発前の設計でしっかりと考えておきましょう。

ツールアプリ

日常生活で使うアプリも個人で開発することができます。自分がほしいと思ったものは、他の人にも需要がある可能性があるので、まずは自分の課題を解決するためのアプリを作る目線で企画を始めると作りやすくなります。

消費税に特化した計算機やリマインダ機能付きメモ帳など今あるツールに付加価値を付けたものでも構いません。

ただしとっつきやすいが故に、似たようなアプリも多く、競合がたくさんいるところに参入していくことになります。

多くの方に利用してもらうには、使い勝手のいい魅力あるアプリを目指して開発するのはもちろん、マーケティング戦略も考えて策を講じましょう。

設計段階からしっかりとコンセプトを持ち、ニッチな分野でも確実に訴求できるユーザーがいる部分を狙うのが得策です。特定ユーザーに訴求できるだけでも収益を上げることは十分可能です。

アプリ開発の範囲を出て広告やASO(App Store Optimization = アプリストア最適化)などにもチャレンジできると、せっかく開発したアプリを埋もれさせることなくアピールすることが可能になります。

ゲームアプリ

企業が作るストーリー性のあるゲームや、独特の世界観を作り出すゲームを個人で開発するのはハードルがかなり高ため、いわゆるカジュアルゲームと呼ばれるジャンルから始めてみましょう。

ゲームは開発以前の設計段階にも重きを置く必要があります。ゲームの仕組みを考えるのはもちろん、グラフィックから場合によってはミュージックまで担当することになり、プログラミング以外の力も必要です。見た目でプレイヤーが増えることも往々にしてあるので手は抜けません。

ゲームフローもきちんと設計しておきます。テスト段階で実際のプログラムでやってみたときに設計ミスが発覚すると大きな手戻りになってしまいます。

ツールアプリ同様にゲームアプリも企業、個人問わずたくさん作られているのが現状です。他と差別化できるようなコンセプトを持ったゲームを作り、うまくマーケティングで訴求していくことが要求されます。

個人でアプリを開発するためのステップ

個人でアプリを開発するためのステップ

どんなアプリを作る場合でも開発のステップはそれほど変わりません。検討していく内容を順番にご紹介します。

アイデアを出す

アイデアを出すことはアプリ開発だけに限らないので、考え方のフレームワークがいくつも用意されています。

テーマに沿ったアイデア出しの後は、ブレーンストーミングの手法を使うのが手軽です。行き詰ったら他のフレームワークも試してみると、思わぬ結果を生むこともあります。

開発中に何かの判断をしなければならない場合、立ち返ってくるのがこのアイデアです。アプリのテーマが広がりすぎないように敢えて切り捨てた機能やアイデアもあるでしょう。

アイデア出しのときは考え着く限りの項目をきちんと目に見える形で残しておきます。それぞれのアイデアの採用・不採用の理由も可能な限り言語化しておくと後から役に立ちます。余裕ができて追加開発を検討する際も、このアイデアの中から選べば、改めて大規模な検討する必要がありません。

コストを考慮する

Googleplayでアプリを公開する場合は$25、AppStoreで公開する場合は年額$99かかり、最低限この費用は必要となります。

重ねて開発に必要なツール代がかかるのはもちろんですが、サーバ代や、場合によってはドメイン代も必要となってきます。

サブスクリプションのツールを使うと、毎年ランニングコストがかかるので、2年目3年目の費用にも注意が必要です。クラウドサーバにすると容量や通信量で金額が変動することも多いので、ある程度幅を持たせて検討しましょう。

その他にも宣伝広告費やデザイン費など直接開発に関わらない部分でもコストは必要となります。リリースまでの流れをある程度シミュレーションしてかかるコストをもれなく算出しましょう。

設計を行う

開発の肝となるのが設計作業です。必要な機能、必要な画面を洗い出し、画面遷移図やユースケース図を使ってシステムの動きを紙の上で再現していきます。

大規模な開発になると書き方にルールを設けますが、個人で行う規模であれば自分で読んで分かれば十分です。書き方にこだわるよりは内容を詰めていきましょう。

正しく動く正常なパターン以外に、万が一エラーが起きた時やユーザーの操作ミスの際の処理など、こだわれば際限がありません。まずは必要な機能がしっかりと動くようにし、システムがダウンするようなエラーを避ける設計を最優先にします。

バックアップやアップデート方法など直接ユーザーにはかかわらない部分が画面や機能に影響することもあるので、設計時に細かいところまで作ってしまうと、後から調整や手戻りが発生せずにスムーズに開発を進められます。

開発を行う(プログラミング)

やり方は人それぞれですが、ある程度設計が終わった段階で開発を始める方が多いです。

もちろんしっかりと設計を行い、全ての設計が完了してから開発に取り掛かっても構いません。画面周りの目に見える分かりやすい所から作り始めるとスムーズに着手することができます。

会社のような組織で行う開発とは異なるので、途中で設計が不十分だと感じたら、一度開発の手を止めて、再度設計フェーズに戻ることも可能です。

難しいと思った機能を後回しにして、作れる画面や機能からどんどん作っていくとモチベーションも下がることがありません。技術的に難しいところはその言語のフォーラムなど開発者が集まるところを利用すると知恵を貸してもらえます。

また、その場で思いついた面白い仕様を追加できる自由さがあるのも個人開発の醍醐味と言えます。

リリース+運用

アプリはアプリストアから配布することが一般的なため、配布のためのスクリーンショットやアイコン、リリース文章などの準備が必要です。

マーケティング戦略まで検討ができているなら、検索キーワードを意識して文章を作ります。iOS用とAndroid用を同時にリリースするのであれば、載せる情報が少しずつ違うのでそれぞれに注意を払う必要があります。

同時に検討するのが難しければ、まずはアプリをリリースして、ダウンロード数を見ながら、検索上位に出てくる方法や、より多くの方の目に留まる方法を検討しても構いません。

アプリ開発はリリースして終わりではなく、運用も重要となります。不具合報告に伴うバグ改修を最優先で行いつつ、バグ報告をしてくれたレビューにはお礼を返すなど丁寧な対応を心掛けましょう。

アプリの利便性だけでなく、運営の方法でもユーザーのエンゲージメントを高めることが可能です。アプリを長く使ってもらうためにも運用対応をさぼることがないようにします。

改善しつづける

アプリをリリースした後は自分も一ユーザーとなってアプリを使ってみましょう。バグを見つけるだけでなく、追加点や改善点が見えてくるはずです。

大きな機能追加の検討は後にして、些細なところの改善から始めてみると、思わぬところで利用ユーザーが増えることがあります。

ボタンの位置、色などユーザーはちょっとしたところで使い勝手の良しあしを判断しています。自分が使いにくいと思う点は積極的に改善し、レビューを参考に他の方の意見も可能な範囲で取り入れていくようにしましょう。

大きな改修は細かい改修が済んで、安定してから行うのが安心です。一定期間使えばある程度バグも修正され、完成されたアプリとなります。そこから改修を検討する方が結果的に手戻りや修正規模も少なくて済む開発を行えます。

個人のアプリ開発でエンジニアとしての価値を高める

個人のアプリ開発でエンジニアとしての価値を高める

アプリ開発はプログラムを書く技術力だけでなく、作るアプリを決める企画力や運用していく計画性などさまざまなスキルを要求されます。

その代わり、個人開発で一つアプリが作れてしまえば、それだけで自分の力を証明できる大きな武器となります。

経験を積めば、同じように個人開発を行おうとする人のアドバイザーになったり、企業でのアプリ開発を仕切るマネージャーとして働いたりと自分の価値を高めることが可能となります。

やりたいことを極めるスキルアップも、手取りを増やす年収アップも同時に狙えるのが個人でアプリ開発をやる魅力です。

やることが多くハードルが高いと感じるかもしれませんが、どれも体系化されており、進め方自体はある程度決まっています。自分で作るアプリでオリジナリティを発揮しつつ、開発の手順に慣れていきましょう。

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