独学でエンジニアになれる?勉強方法やポイントについて解説

独学でエンジニアになれる?勉強方法やポイントについて解説

独学でエンジニアになることができるのか、といった観点から、エンジニアに求められるスキルや勉強方法、勉強を進める際のポイントについて解説していきます。

小学校でのプログラミング教育が必修化されることや、人工知能(AI)の発達などもあり、IT業界の発展がさらに進んでいます。そのため、企業もIT人材を必要としており、エンジニアを目指す人も増えています。

しかし、エンジニアは高度な知識やスキルが求められる職業であり、エンジニアになりたくてもなかなか一歩を踏み出すことができない、という方も多いのではないでしょうか。また、独学でエンジニアになれるのか気になる方もいるでしょう。

そこで今回は、独学でエンジニアになることができるのか、といった観点から、エンジニアに求められるスキルや勉強方法、勉強を進める際のポイントについて解説していきます。

独学でエンジニアになることができる背景とは

はじめに結論からいうと、独学でエンジニアになることは可能です。その理由としては、大きく次の3つが挙げられます。

・IT人材が不足している

・未経験歓迎の求人が多く出されている

・実際に未経験からエンジニアになった人がいる

IT人材の不足は今に始まったことではありません。情報処理推進機構(IPA)が発表した「IT人材白書2019」によれば、情報サービス産業における人材不足は、2011年ごろから年々不足度合いが増加している傾向にあることがわかります。

さらに、経済産業省が発表した「DXレポート」によれば、2015年時点でのIT人材不足数は約17万人でしたが、今後2025年までに約43万人にまで増加することが予想されています。

これらのレポートからわかる通り、日本はIT人材が不足しているのです。

また、IT人材が不足しているためか、「未経験歓迎の求人」が多く出されています。貴重なIT人材は自社でも育てる必要があるため、未経験からでも採用しようとしていると考えられます。

そして、未経験からエンジニアになった人の事例は、インターネット上でもたくさん公開されている通り、いくつもあります。これらのことから、現在の日本ではエンジニアになりやすい環境が整っている、といえるでしょう。

しかし、エンジニアと一言でいってもその種類はさまざまです。プログラミングをメインに行うプログラマーや、AI開発を行うAIエンジニア、ITインフラの設計・構築などを行うインフラエンジニアなどが存在します。

このなかでも、独学でエンジニアになるのであれば、プログラマーを目指すことをおすすめします。なぜなら、プログラマーとして最も必要なスキルであるプログラミングスキルは、独学である程度のスキルを身につけることができるからです。

未経験歓迎の求人であっても、全く知識やスキルがない状態では採用されません。最低限の知識とスキルを身につけ、実務に活かせるスキルを身につける必要があります。そのためには、しっかりとした勉強の計画や学ぶプログラミング言語を明確にした上で、独学に取り組むことが重要です。

エンジニアに求められるスキル

エンジニアに求められるスキル

エンジニアとして働くためには、多くの知識とスキルが必要です。そのなかでも、主に次の6つのスキルが必要となります。

・プログラミングスキル

・論理的思考力(ロジカルシンキング)

・情報処理の基礎知識

・システムの設計スキル

・コミュニケーションスキル

・プレゼンテーションスキル

プログラミングスキル、ロジカルシンキング、情報処理の基礎知識の3つのスキルは、エンジニアとして働くための必要最低限のスキルといえます。

たとえインフラエンジニアであったとしても、サーバ上の処理を自動化するための「シェルスクリプト」の作成など、プログラミングスキルが必要となる場面は多く存在します。そのため、この3つのスキルはエンジニアである以上、必要最低限のスキルであるといえるのです。

また、システムの設計スキル、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルに関しても、エンジニアに求められるスキルになります。プログラマーであれば、システムの設計部分に直接携わることは多くありませんが、設計の意図を把握するためにも設計スキルは必要です。

さらに、エンジニアは黙々とコンピュータに向かって作業しているイメージを持たれる方もいますが、システム開発はチームで行うもの。そのため、開発チーム内でのコミュニケーションや、顧客へのプレゼンテーションなど、技術的なスキル以外も必要となります。

エンジニアを目指して勉強をするときのポイント

プログラミングはエンジニアに求められるスキルのなかでも、比較的独学で習得しやすいスキルですが、簡単に習得できるものではありません。しかし、次の5つのポイントに気をつけることで、勉強をスムーズに進めることができるようになります。

明確な目標・目的を決める

そもそも、独学ではモチベーションを維持することが難しいもの。なんとなく勉強を始めても、モチベーションは徐々に低下してしまいます。しかし、明確な目標や目的があれば、モチベーションは維持しやすいのです。

たとえば、Webサービスを作ることを目標にプログラミングの学習を進めていけば、自分自身の進捗も把握できるためモチベーションが保てます。ほかにも、資格取得を目標にしてもよいでしょう。明確な目標・目的を決めることで、スムーズに勉強を進めることができるようになります。

注意点として、「プログラミングの習得」を目的にすることは避けましょう。なぜなら、プログラミングはあくまでも手段であり、習得することは目的となり得ないからです。「プログラミングの習得」を目的にしてしまうと、ゴールが非常に見えづらくなります。

プログラミング初心者が陥りやすい点ですので、プログラミングを使ってWebサービスを作る、アプリケーションを作る、といったプログラミングで作れるものを目標・目的を定めるようにしましょう。

学びたい言語やスキルを把握する

目標や目的を定めたら、それらを達成するために必要なスキルやプログラミング言語を把握します。スキルや言語が把握できれば、計画を立てて学習を進められるようになるでしょう。

たとえば、Webサービスの開発を目標とした場合、必要となるスキルや言語としては次のようなものが考えられます。

・言語:PHP、Python、Rubyなど

・スキル:プログラミング、Web知識、サーバ知識など

目標や目的にあわせて、学びたい言語やスキルを把握することは、勉強を進める上で非常に重要な事項です。

毎日の勉強時間などを決め、継続して勉強する

特にプログラミングの勉強を進める際には、初心者は短期間で集中したほうが身につきやすいといえます。なぜなら、初心者はわからないことだらけであるため、時間をあけることで勉強した内容を忘れやすいからです。

プログラミングでは、日常では使わないような専門用語なども多く登場し、身につけなければならない知識も膨大です。時間をあけることでそれらを忘れてしまい、勉強を終えたはずの箇所に何度も戻ってしまう可能性が考えられます。そうすると学習がスムーズに進められず、最終的にはモチベーションが下がり、プログラミングを身につける前に勉強をやめてしまうことに。

そのため、毎日勉強する時間を決め、継続しながら集中して短期間で基礎を身につけることをおすすめします。基礎さえ身につけることができれば、簡単に忘れることはありません。

また、モチベーションを維持するためにも、短期間で一定の成果を出すことが重要です。

簡単な教材から学ぶ

教材は自分自身の知識・スキルに見合ったものを選択しましょう。特に書籍は対象としている読者が必ず設定されているため、想定読者にあわせた内容で記載されています。

プログラミングのことが全くわからないにもかかわらず、中級者向けの書籍などを手にとってしまうと、内容が理解できずに躓くことに。プログラミングは難解なもの、というイメージを持つ方も多くいますが、書籍やオンライン学習サイトではそのような方を対象にわかりやすく解説してあるものも多く存在します。自分自身の知識・スキルにあわせて、簡単な教材からゆっくりでも着実に進めていくことが重要です。

独学で勉強してエンジニアになろう!

日本のIT人材は不足しており、未経験歓迎の求人も多く存在します。そのため、未経験からでも独学でエンジニアを目指すことは可能です。

エンジニアになるためには、主に6つのスキルが求められますが、そのなかでも「プログラミングスキル」「論理的思考力(ロジカルシンキング)」「情報処理の基礎知識」は、最低限必須となるスキルといえます。

プログラミングスキルは、比較的独学でも習得しやすいスキルであるため、実際に手を動かしながら書籍やオンライン学習サイトなどを使って学習を進めるとよいでしょう。その際には、明確な目標・目的を決めることや、勉強時間などを決めて継続することなどのポイントに注意しながら学習を進めましょう。

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