RPAの資格「RPA技術者検定」とは?取得するメリットと勉強方法

RPAの資格「RPA技術者検定」とは?取得するメリットと勉強方法

人手不足の解消や働き方改革が浸透してきている流れの中で、RPAツールの導入も普及してきています。それにともない、「RPA技術者検定」の資格も注目されてきています。今回は、RPAがどんな資格で、取得のメリット、勉強方法などを紹介していきます。

人手不足の解消や働き方改革が浸透してきている流れの中で、RPAツールの導入も普及してきています。それにともない、「RPA技術者検定」の資格も注目されてきています。今回は、RPAがどんな資格で、取得のメリット、勉強方法などを紹介していきます。

RPAとは?

RPAとは?

RPAとは、Robotic Process Automationの頭文字をひとつずつ取った略称をいいます。これは例えば、毎回同じような事務作業が発生するような場合に、それを人間が毎回同じ手作業をやるのではなく、機械によって自動化していくことで、業務を効率化していくことをいいます。

定型化された作業を、あたかも人間と同じようにやってくれるロボットであることから、Digita Labor(デジタルレイバー、仮想知的労働者)などという呼び方がなされる場合もあります。

RPA技術者検定(WinActor)はどんな試験?

RPAの技能を証明するための資格試験としては、「WinActor(ウィンアクター)」に関するユーザーの技術習得レベルを評価する「RPA技術者検定」を挙げることができます。WinActorとは、2010年にNTTアドバンステクノロジが開発したRPAのためのツールです。

WinActorは、日本語化されている点や日本語によるサポート体制が充実している点が特徴です。ITツールのサポートは英語にしか対応していないものも少なくありませんが、WinActorは日本語話者にとって非常に活用しやすく、日本国内では特に支持されています。また、Word、Exce、OutookといったMicrosoft Office製品や各種主要なブラウザーなどに対応するものであり、主だった事務作業、パソコン作業の自動化処理を進めていくことができるツールです。

RPAについての専門的な技能をのばしたい人や、資格がほしい人は、WinActorについての勉強をするとよいでしょう。日本国内ではRPA技術を証明する唯一の資格ともいえるのが、このWinActorについての技能を問う「RPA技術者検定」なのです。

RPA技術者検定は、前から優しい順に、「アソシエイト技術者」「エキスパート技術者」「プロフェッショナル技術者」の3種が用意されています。

アソシエイト技術者検定

WinActorの基本的知識を有している人にむけた試験です。試験会場に赴き、試験用のPCを借りて、その場で操作をする実技試験形式になっています。

全部で50問(試験時間は60分)が出題され、原則として正答率7割以上で合格となります。

試験は全国47都道府県の会場で年末年始を除く毎日実施されています。受験資格なども特になく、登竜門的な位置付けで誰でも気軽に受験できるものとなっています。

受験料は6,500円(税込)です。

エキスパート技術者検定

エキスパート試験は、アソシエイト技術者検定よりもさらにもう一段何度が上がった試験です。WinActorに関して深い知識を持つ人が対象の試験であり、標準的な業務のシナリオを構築することにとどまらない、若干の応用力を求められます。たとえば、事前に用意したシナリオの変更に対応する力や、トラブル時の対応力などです。

しかしながら、アソシエイト技術者検定同様に受験資格は特にありません。もともと実務でRPAを少しやったことがあるような人や、一発でアソシエイトに合格できるという自信のある方は、アソシエイト技術者試験を飛ばしていきなりエキスパートから受験することもできます。

エキスパート技術者試験は、年4回、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡などの主要都市で開催されます。WinActorを使って、その場でシナリオを作成することが求められる点はアソシエイト技術者試験と同様です。

問題は全部で4問、これを120分の間で解くというのが試験の流れになります。

合格点は基本的に、6割以上と設定されています。

受験料は15,000円(税込)と、アソシエイト技術者試験の倍以上の価格となっています。試験難易度も高まっていることもあるので、受験資格がないものの、合格できるよう準備を十分に行ってから受験するほうがよいでしょう。

プロフェッショナル技術者検定

そして、最もレベルの高いプロフェッショナル試験ですが、現状はまだこれは実は実施されていません。これはあくまで今後の実施が予定されているにとどまるものです。実技と面談が120分の試験となることが予定されており、エキスパート検定の合格が受験資格として課される予定となっています。試験開催地は年1回、東京で実施されることが検討されている状況です。

試験問題の範囲、傾向についての情報は現状非常に少ないですが、難度も相当なものが求められると考えられます。

RPA技術者検定を取得するメリット

資格が自分をアピールする材料になる

RPAが注目を集めるようになってきたのはここ数年の話であり、各企業に強い需要があるものの、RPAに対して高い知見をもつ人が不足するようになってきています。検定を取得し、知識や技術を保有しているという評価を客観的な立場から得ることができると、就職活動でのアピールの材料になることが期待されます。またWinActorを仕事で使う職場であれば、昇給や昇格も果たしやすくなることが考えられます。

WinActorの知識や技術を体系的に学ぶことができる

また、検定を受けて資格をとるメリットは、取得した資格を他者にアピールする点だけにとどまるわけではありません。資格取得のための勉強によって、なにより実際に知識や技術を身に着けることができ、能力を向上させていくことができる点も見逃せません。

RPAソリューションとしてWinActorは、国内トップの需要を誇るものでもあります。煩雑な業務を効率化したいという需要は、基本的に業界や会社規模を問わずどこにでも存在するものであることから、どんな会社からも必要とされる力を身につけることにもつながっていくでしょう。

RPA技術者検定に向けた勉強方法

RPA技術者検定に向けた勉強方法

RPAそのものについて全くの未経験で、これから0から勉強していきたいという人におすすめなのは「RPA入門講座」です。

これはRPA技術者検定のサイトから誰でも無料で受講できるものです。50分の概要紹介ビデオを閲覧した後、20問の習熟度確認テストを受けるという流れになります。一通り受けるとRPAがどんなものなのかを自分で実践しながら学ぶことができます。また、すでにRPAに少し取り組んだことがある人にとっても、自分のレベルの腕試しをする機会が得られます。

正答率8割以上で原則合格となるので、RPAについての基礎を固めたい人は、まずは8割を目指してこの入門講座を受けることをおすすめします。

他にも各社から様々な研修や講習会が実施されています。WinActorに限らず、Exceマクロなど、他のRPAのためのツールの研修や講習会を含めると、その数は決して少なくありません。こちらもあわせて検討してみる価値は十分あるでしょう。

RPA技術者検定の資格を取得する以外の勉強方法は?

またRPAの入門に際しては、必ずしも、資格試験のための対策や、座学ベースの勉強から始めなければならないわけではありません。まずRPAを実際にやってみるという、実践的な入門のやり方もあります。

例えばUiPath株式会社からは、一般的なパソコンで誰でも活用可能なRPAのためのツールが無料で開放されていたりもします。これらは主にトレーニングや評価を目的としたものではありますが、誰でも気軽にRPAの流れを体感できる点は大きな魅力でしょう。

ほかにも、パソナテックでは「RPA人材育成プログラム」というRPA未経験者でもツールの操作について学べるプログラムを用意しています。このプログラムの特徴は、研修後の手厚いサポートが非常に手厚いことです。

RPAという分野が非常に実践的な領域であることを考えると、研修を受けて終わりにせずに、その後に手厚いサポートが受けられる点は大きなメリットだといえます。

まとめ

RPAは単純な仕事をロボットが代行するシステムで、生産性の向上や定型作業からの解放といったメリットがあります。資格取得を目指すなら、まずはWinActorの勉強からはじめ、レベルに合わせて受験していくのがよいでしょう。

また資格を取得するしないにかかわらず、パソナテックのRPAの人材育成プログラムなどが用意されており、講義から実機を用いた実践、研修後の技術サポート、さらには実務に携われる案件のご紹介などをワンストップで行なっています。

RPAを学ぶ目的を踏まえて、目的に合った学習方法を選択するようにしましょう。

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