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Webディレクターの将来性はある?仕事内容や必要なスキル、なる方法を解説

Webデザイナーの仕事内容や求められるスキル、Webデザイナーになる方法などについて解説します。今回の記事を通して、Webデザイナーの仕事を理解し、Webデザイナーとしての働き方に魅力を感じていただけたら幸いです。

Webディレクターの将来性はある?仕事内容や必要なスキル、なる方法を解説

Webデザイナーの仕事内容や求められるスキル、Webデザイナーになる方法などについて解説します。今回の記事を通して、Webデザイナーの仕事を理解し、Webデザイナーとしての働き方に魅力を感じていただけたら幸いです。

キャリア

2019/09/13 UP

Webサイト制作の全般を管理する仕事として、Webディレクターが人気を集めています。

Webディレクターとは、Web制作のプロジェクトを完成させるために、プログラマーやWebデザイナー、Webライターなどのメンバーを選定・管理し、プロジェクトの進捗を管理しながらクライアントに対する情報伝達や交渉を進めていく仕事です。そのため、メンバーとの交渉力やリーダーシップなどが求められます。

Webデザイナーの収入水準はエンジニアの中でも比較的高く、将来性も非常に有望な仕事でもあります。

今回の記事では、Webデザイナーの仕事内容や求められるスキル、Webデザイナーになる方法などについて解説します。今回の記事を通して、Webデザイナーの仕事を理解し、Webデザイナーとしての働き方に魅力を感じていただけたら幸いです。

Webディレクターは将来性のある仕事!

Webディレクターは将来性のある仕事!

Webディレクターは非常に将来性ある仕事です。

dodaがまとめた「職種別平均年収ランキング2018」によると、Webディレクターの平均年収は442万円です。クリエイティブ系の平均(約380万円)よりもやや高い水準です。さらに、フリーランスにて年収1,000万円を超えて収入を得ているWebディレクターも多く、収入面はかなり恵まれているといえます。

また、Webの重要性は今後も継続することに加え、Webディレクターの仕事は機械やAIによる自動化が難しいことから、マネジメントスキルの高いWebディレクターは将来的にも必要とされ続けます。様々なWeb制作の現場や大規模なWebプロジェクトなどの仕事が、Webディレクターが活躍できるフィールドということになります。

Webディレクターの仕事内容

Webディレクターの仕事内容を簡単に一言で表すと、Web開発プロジェクトの全体を管理してまとめることです。

クライアントからの要望に基づいて要件を定義し、プロジェクトを完成させるための管理業務全般をおこないます。立場的にはWebのプロジェクトに関する現場監督や指揮者のような位置づけです。

Webディレクターの主な仕事内容は以下の通りです。

プロジェクトメンバーの人選(Webデザイナー、プログラマー、ライター、SEO担当者など)

制作スケジュールの設計・管理

コンテンツの品質管理

メンバーのマネジメント

クライアントと現場の橋渡し

ベンダー(ユーザーに商品を提供している会社のこと。ソフトウェアやシステムのメーカー)との折衝

要件定義(実装すべき機能やシステムを明確にする作業のこと)やワイヤーフレーム(ウェブページのレイアウトを決める設計図)作成

品質管理

運用管理

他のエンジニアと比較した際の大きな特徴は、対人スキルの重要性が高い点です。場合によっては、プロジェクトメンバー間のマネジメントだけではなくクライアントに対する交渉が必要になる場面もあります。

Webディレクターに必要なスキル

Webディレクターに必要なスキル

Webディレクターは、プログラムやWebデザインなどの作業を自分でおこなうわけではないので、特殊なスキルや資格が必要なわけではありません。その代わりに、円滑にプロジェクトを進めていくための「調整力」や「コミュニケーション能力」が求められます。また、上述の通りクライアントとの交渉が必要になる場面も生じるので、交渉力も必要になります。

それでは、Webディレクターに必要なスキルを見ていきましょう。

様々な専門家と円滑に意思の疎通ができるWeb各方面の経験と専門知識

立場や分野の異なるメンバーの理解を得てチームを団結させるリーダーシップ

外部との折衝もあるためコミュニケーション能力

トレンドに関心が高く、いつも最新知識のインプットを欠かさない情報収集力

また、Webディレクターになるための資格の取得は必須ではありませんが、資格学習を通じてWebディレクターになるための学習を体系的におこなえるものもあります。

Webディレクター試験

Web制作の工程管理、必要な要件を導き出すための現状分析、プロジェクト管理、サイト全体の情報構造設計など、幅広い専門知識が問われる試験です。「プロジェクトを成功に導くディレクション」を体系的に学習することにより、Webディレクターとしての土台を学習することができます。

Web解析士

Web解析士とは、「成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格」です(ウェブ解析士協会の公式ページより引用)。Webマーケティングなどについて体系的に学習することにより、成果の出るWebサイトの構成に関する知識を身に付けることができます。

もちろん、資格学習以上に効果的な学習が、実務経験です。特に、未経験や初心者のうちは実務経験が豊富なWebディレクターの下について学ぶことにより、Webディレクターとして必要な実務スキルを身に付けることも可能です。

Webディレクターになる方法

Webディレクターになる方法としては、大きく分けて未経験から目指す方法と企業などのWeb制作現場で実務を積んでからWebディレクターのポジションを狙う方法があります。

未経験からWebディレクターを目指す方法を3点ご紹介します。

1. IT関連の専門学校や資格スクールで学習する(未経験から)

Webディレクター専攻やWebデザイン選考のある専門学校や資格スクール(キャリアアップスクール)でWebディレクターに関する基本を身に着けて、新卒もしくは中途採用でIT系の企業に就職する方法です。特に新卒の場合はポテンシャル採用の面も大きいため、学校での学習内容と意欲をアピールすることでWebディレクターへの道が開けます。

2. Web制作のアシスタントなどからWebディレクターを目指す(未経験から)

ウェブサイト政策の場面で、アルバイトや派遣社員などの雇用形態でアシスタントをしながらWebディレクターとして必要なスキルを身に着けていく方法もあります。未経験でもアシスタントであれば雇用されるチャンスは十分大きいためです。

Webディレクターになるには、Webマーケティング、ワイヤーフレーム、Webデザイン、Webライティング、コーディングなど、Web制作全般に関連するスキルが必要になります。

これらは、実際にWeb制作の現場を通じて学ぶことが効率的です。

3. プログラマーやコーダーから初めてWebディレクターへ

Web制作の現場のプロとしてキャリアを積んだあとに、Webディレクターへキャリアアップを図る方法もあります。現場の専門職として身に付けた生の知識やスキルは、実践的・実用的です。目安として、プログラマーやコーダーからWebディレクターを目指す場合には、3年前後の実務経験を積むと良いでしょう。

まとめ

Webディレクターは、年収が比較的高いことや将来的にも仕事のニーズが益々高まっていくことなどから非常に将来性のある仕事です。

Web制作全体を管理しなければならないため、求められる知識やスキルの幅は広いですが、資格や専門知識などが求められるわけではありません。

専門学校での学習やWeb制作会社でのアシスタントとしての現場での経験、プログラマーやコーダーとしての経験を活かしてWebディレクターを目指す方法があります。

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