ソフトウェア開発はどのような流れで進めるのか?その工程を詳しく解説

ソフトウェア開発はどのような流れで進めるのか?その工程を詳しく解説

ソフトウェア開発の仕事に携わる上でどのような職種に就けば良いのか模索中の方向けに、工程や流れから見えてくるこの業界の実情を詳しく確認していきます。

ソフトウェア開発の仕事には、成果物を生み出すまでに多くの流れや工程があります。

こうした業務フローに目を向けると、ソフトウェアを生み出す上で欠かせないシステムエンジニアやプログラマーといった職種の具体的な作業内容が、イメージしやすくなります。

そこでここでは、ソフトウェア開発の仕事に携わる上でどのような職種に就けば良いのか模索中の方向けに、工程や流れから見えてくるこの業界の実情を詳しく確認していきます。

ソフトウェア開発とは?

ソフトウェア開発とは?

ソフトウェア開発とは、お客様のニーズに合わせてコンピュータ上で動作するプログラムを開発し、それらを製品としてリリースする一連のプロセスです。この方法でつくる成果物には、大きく分けて次の3種類があります。

・システムソフトウェア

・アプリケーションソフトウェア

・組込みシステム

スマートフォンやIoT家電の普及する近頃では、サーバやパソコン上だけでシステムが動いていた時代と比べて遥かに、ソフトウェア開発は非常に将来性の高い仕事であると考えられるようになりました。

ソフトウェア開発の流れとは?

受託のソフトウェア開発は、現行業務の効率化などを考えているお客様への営業から始まるのが一般的です。

営業に次ぐステップとなる顧客ヒアリングでは、具体的にどんなことを困っているのか、それらを解決するために何をする必要があるのかを、お客様とじっくり話しながら洗い出していく流れとなります。

満足度の高いソフトウェア開発をおこなうためには、運用開始時期や予算などの確認や、同業他社システムの分析なども欠かせない作業です。

また、こうした情報をもとに進めていくシステムの企画・提案は、お客様に内容を確認していただきながら、何度か修正を加えていくのが一般的となります。

最後に納得していただける企画案ができたら、その段階での見積もりを提出し、合意できればソフトウェア開発の契約に至る流れとなります。

したがって、実際の開発工程へと進むまでには、営業やシステムエンジニアの協力と多くのヒアリング、企画内容の修正作業が必要になるのです。

ソフトウェア開発の工程とは?

ソフトウェアの開発工程では、受託と自社製品のどちらをつくるかによって、業務フローに若干の違いが生じます。まず、お客様からの受託で開発をする際には、次の6ステップで成果物をつくる流れです。

要件定義

要件定義とは、企画提案にもとづき、システム化する業務や必要な性能などを明確化する作業です。ここで要件定義書をつくるためにはまず、既存システムの業務フローを把握し、システム設計書を確認する必要があります。

また、開発側と顧客側の役割分担をはっきりすることで、相互に必要な業務が何かを明らかにするのも、このステップの大事な作業です。ちなみに要件定義では、要望を設計に落とし込めるように解決策も検討していきます。

設計

要件定義書をベースに、ソフトウェア開発における仕様や全体像を決める設計では、次のように非常にたくさんの項目について検討をする必要があります。

・入出力の方法(データベース、画面)

・処理方法

・テストの方法

・運用方法

・セキュリティ確保の方法

・納品後の保守メンテナンス

ちなみに大規模ソフトウェアの開発では、機能をシステム・サブシステム・プログラムと段階的に分けて整理をした上で、設計を進めるのが一般的です。基本設計書にまとめられた内容は、開発側と顧客側でおこなわれるレビューの後、システムの内部設計に用いられます。

開発

仕様書や設計書にもとづき、JavaやCといったコンピュータが処理可能な言語でプログラムの記述をおこないます。使用言語の選択肢は、出力デバイスや製品の特徴によって変わってきます。

テスト

システムが仕様書・設計書どおりに動くかどうかを確認するテストには、次の4種類があります。

・単体テスト(プログラム単体の検証)

・統合テスト(複数プログラムの検証)

・システムテスト(システム全体の検証)

・運用テスト(顧客が実際に扱うデータによる検証)

テストをしても正常に動かないシステムやプログラムには、必ずどこかにソースコードの欠陥(バグ)があります。このときには再度デバッグをおこない、バグを取り除きます。

検証するソースコードが膨大な大規模ソフトウェア開発の場合は、当然のことながらデバッグにも非常に多くの時間がかかる実情があります。

納品

運用テストまでをクリアし、正常動作することが確認されたソフトウェアは、ようやくお客様に納品されます。このときには、開発現場でつくった運用マニュアルやシステム設計書、プログラムも一緒に受け渡します。

お客様側で使い方に不安の生じやすい初導入のシステムでは、一連のオペレーションなどの操作説明を開発会社からおこなう場合もあります。

保守

大事なデータのバックアップやシステムの稼働確認、障害発生時のサポートなども、ソフトウェア開発会社における重要な仕事です。安定稼働するまでの一定期間は、システムの不具合などにも積極的な対応が必要となります。

また、制度改正や顧客からの要望があったときには、納品後の機能追加に対応することもあります。

自社製品開発をする場合の工程

一方で自社パッケージ開発の場合は、一般的な受託開発における顧客ヒアリングがありません。そのため、社内で製品企画をおこなった内容に対して、要件定義・設計・開発・テストと進んでいく流れとなります。

こちらの開発には、製品の企画から携われるチャンスにより、自分のつくったサービスやパッケージへの愛着が湧きやすい特徴があります。

しかしながら自社開発においても、決められた予算の中で効率よく作業を進めることが求められますので、工数管理やスケジュール管理の重要性は受託開発と同じであると捉えてください。

ソフトウェア開発に関わる職種とは?

ソフトウェア開発に関わる職種とは?

ソフトウェア開発企業で活躍できる職種は、次の3つです。

営業

システム開発の受注を目指し、営業活動をする職種です。工数の見積もりをとるためにエンジニアとやり取りをする営業には、コミュニケーション力や調整力も求められます。

またお客様への企画提案もおこなう営業には、システム開発の知識も必要となります。ちなみにソフトウェア業界における営業職には、受託開発営業・パッケージ営業・SES営業などの種類があります。

システムエンジニア

システムエンジニアは、顧客ヒアリング~要件定義~設計までの上流工程を担当する職種です。ソフトウェア開発の設計者とも呼ばれるシステムエンジニアは、顧客ヒアリングの結果を踏まえて、システム設計をおこないます。

必要に応じて、プログラミングやテスト、納品といった開発以降の作業に関わる場合もあります。

プログラマー

システムエンジニアの作成した資料にもとづき、プログラミング開発からテストまでをおこなう職種です。

大手のソフトウェア開発企業では、新卒から数年間プログラマーとしての経験を積んだ後、システムエンジニアを目指す流れも少なからず見受けられます。

そのため、開発経験豊富なプログラマー上がりのシステムエンジニアには、上流から下流まで幅広い業務に携われるといった意味でも、非常に高い需要があります。

まとめ

システム開発からリリースまでの一連の作業を指すソフトウェア開発では、顧客へのヒアリングをもとに設計をおこない、プログラミングへと進む流れで作業が進められていきます。

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