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フリーで使えるイメージバックアップソフト「Paragon Drive Backup」(1/2)

2009.07.16
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「Paragon Drive Backup」は、HDDの内容をOSごとバックアップできる、いわゆるイメージバックアップソフトだ。ドキュメント類だけをバックアップする通常のバックアップと異なり、HDDをまるごとバックアップできるため、OSに各種アプリケーションをインストールした状態でバックアップを取っておけば、障害が発生した場合にいつでも快適な状態に戻せるというメリットがある。

イメージバックアップに対応した市販ソフトとしては、Norton GhostやAcronis True Imageなどが有名だが、今回紹介する「Paragon Drive Backup」はそれらに匹敵する機能を持ちながら、フリーで利用できることが最大の特徴だ。なお、ライセンスは個人利用に限定されており、商用には利用できないので注意してほしい。

ウィザード形式で簡単バックアップ

ソフトのインストールが完了して起動するとメニューが表示され、ここからバックアップや復元などのウィザードを選んで起動できる。インストーラを含めてインターフェイスは英語だが、いずれもウィザード形式でサクサクと進めることができるので、特に迷う要素はないはずだ。

起動するとメニューが表示される
※起動するとメニューが表示される。バックアップの際は「Back up Disk or Partition」、復元の際は「Restore Disk or Partiton」を選択する

まずはバックアップを取ってみよう。メニューから「Back up Disk or Partition」を選んでクリックするとバックアップウィザードが開始される。バックアップしたいドライブもしくはパーティションを選択したのち、バックアップ先のドライブを指定し、Nextボタンを押すとバックアップがスタートする。ちなみに本ソフトではバックアップ先としてローカルのHDDかネットワークドライブを選択できる。

後述するが、復元時にはもとのパーティションのサイズがそのまま復元されるので、あらかじめパーティション分割ソフトなどでOSの入ったドライブのパーティションサイズを小さくしておけば、復元先のディスク容量が少ない場合にも対応できるほか、バックアップにかかる時間も短縮できる。

バックアップウィザードの初期画面
※バックアップウィザードの初期画面。「Next」をクリックして次に進む
バックアップするドライブもしくはパーティションにチェックを入れ
※バックアップするドライブもしくはパーティションにチェックを入れる。下段にはバックアップに必要なディスク容量が表示される
バックアップ先を指定する
※バックアップ先を指定する。ローカルのHDD、もしくはネットワークドライブが選択可能。ちなみに後述のリカバリーメディアでの復元を行う場合は、ネットワークドライブだと認識できないので、ローカルのHDDをバックアップ先として選択する
バックアップが開始される
※バックアップが開始される。とくにマウスやキーボードの操作が制限されているわけではないが、しばらく放置状態で待つのが望ましい
バックアップ完了。所要時間はおよそ30分程度
※バックアップ完了。所要時間は、今回64GBのSSDのうち約10GBにデータを入れた状態で、およそ30分程度
保管されたバックアップデータ
※保管されたバックアップデータ。自動分割してDVDやCDに焼く機能はないものの、ファイルはおよそ2GB程度に分割されているので、手動で焼いて保管しておくことは可能

なお、復元時にはバックアップ時の状態がそのまま復元されるため、ブラウザの履歴やごみ箱の中身などもそのまま復元されてしまう。なるべくクリーンな状態にしてからバックアップを行うのが、復元後も快適に利用するためのひとつのコツだ。

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山口真弘プロフィール

テクニカルライター。PC周辺機器メーカー2社を経てコンサルティング会社でユーザビリティ改善業務に携わった経験から、ユーザ視点による製品やサービスの使い勝手の評価が専門分野。Impress Watch、ITmediaなどのWeb媒体を中心に活動中。
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