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今すぐ役立つ!ITサービス&ツールズ
F8キーを押すだけでハードディスク内の特定領域を見えなくする
「Secret Disk」

2009.12.03
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今回紹介する「Secret Disk」は、ハードディスク上に秘密のドライブを作成し、いざという時に不可視状態にしてくれるソフトだ。ふだんから本ソフトをタスクトレイに常駐させておき、有事の際にはF8キーを押すことによって、秘密ドライブを見えなくするのと同時に、タスクトレイのアイコンも非表示にすることができる。一般には「フォルダ隠蔽ソフト」と呼ばれる類のソフトである。

ちなみに、よく似た種類のソフトとして「暗号化ソフト」がある。「フォルダ隠蔽ソフト」とはひとくくりで扱われる場合も少なくないが、両者には実際には明確な違いがある。前者はパスワードなど復号化のキーがないと開くことはできないが、フォルダやデータの存在そのものは相手も認識できる状態にある。後者はパスワードが必要なことに変わりはないが、フォルダやドライブの有無そのものが不明なため、存在を知らない限り探しようがない。

この違いは使い方に大きな影響をもたらす。例えば、自分が使っているPCの中に、他人に見つかりたくない秘密のデータがあると仮定しよう。この場合、どれだけ複雑なパスワードで暗号化していても、自分より目上の人間から「オイお前、その怪しい暗号化フォルダ、パスワードを入力して開けてみろ」と言われた際、黙って従うしかないのであれば、複雑なパスワードもまったく意味をなさないわけである。従わなくてはいけない目上の人間が相手の場合、暗号化ソフトはむしろ逆効果になるわけだ。

従って、こうした目的の場合は、フォルダもしくはドライブの存在そのものを隠してしまう「フォルダ隠蔽ソフト」が適切ということになる。今回紹介する「Secret Disk」がまさにそれで、暗号化強度うんぬんよりも、とにかく「見つからない」ことに主眼が置かれていることが特徴だ。

インターフェイスは日本語に対応している

前置きが長くなったが、導入手順および使い方を説明しよう。インターフェイスは最新版の1.16から日本語に対応しているので、導入も容易だ。

パスワードを指定

ロック解除に使用するパスワードをここで指定しておく。

ロック済みの画面

これがロック済みの画面。この状態ではエクスプローラを見ても何の変化もない。

ロック解除画面

「ロック解除」ボタンを押すとダイアログが表示されるので、パスワードを入力してもう一度「ロック解除」ボタンを押す。

ロック解除済み画面

ロックが解除された。エクスプローラで表示してみよう。

マイコンピュータを見るとCドライブと同じ名前、容量を持ったXドライブが新しく表示されている

マイコンピュータを見ると、Cドライブとまったく同じ名前、容量を持ったXドライブが新しく表示されている。これが秘密領域だ。見られたくないデータはここに入れておき、いざという場合はF8キーを押すことで、ドライブの存在そのものをマイコンピュータから見えなくすることができる。

ボリュームラベルが「X」のプロパティCドライブのプロパティ

ボリュームラベルが「X」のこのドライブは、Cドライブとほぼ同じ総容量・空き容量をもつ。もちろん実容量が2倍に増えているわけではなく、仮想的にそう見えるだけなので、一方のディスク使用量が増えるともう一方のディスク使用量も増える。

Secret Diskの設定画面

こちらはSecret Diskの設定画面。F8キー利用のオンオフのほか、起動時にロックを解除するか否か、またスクリーンセーバと同期させるかといった設定が行える。

フォルダ隠蔽ソフトや暗号化ソフトの中には、ゴミ箱などに偽装したり、ショートカットにドラッグアンドドロップしてアーカイブを生成するといったソフトもあるが、手法のスマートさや実用性からするとやや劣る。もちろんセキュリティの強度を考えるとそうしたソフトが求められる場もあるだろうが、すばやく存在を隠すのが目的であれば、文字通り1秒以内で見えなくすることができる本ソフトは非常に使い勝手がよい。

特に、わざわざパーティションを切ったり、フォルダを用意する必要もないのはメリットだ。エクスプローラ上で独立したドライブとして表示されることから、ショートカットを用意するといった手間もかからない。直感的に使いづらいフォルダ隠蔽ソフトや暗号化ソフトをこれまで使っていたユーザは、その使い勝手のよさに驚くかもしれない。

その一方で、やや融通が利かないと思える点もいくつかある。ひとつはドライブレターがXドライブで固定されており、既存のドライブとバッティングする可能性があること。例えばネットワークドライブをアルファベットの後ろ、Zから順に割り当てているようなユーザの場合、運用を変える必要も出てくるかもしれない。

もうひとつは、ワンクリックで非表示にするショートカットキーとして、F8キーが割り当てられていること。言うまでもないが、日本語入力環境においては、F8キーは半角変換キーに割り当てられている。そのため、文字を変換するつもりでF8キーを押したところ、不意にロックされてしまうといったことが起こりうる。万一それがSecretDisk内にあるテキストファイルを編集していたような場合は、ちょっとまずいことになる。変換にF8キーを多用するという人は、このショートカットを設定で無効にしておき、タスクトレイ経由でのロックを用いることになるだろう。

ともあれ、プログラム自体も軽量で使いやすく、同種のソフトと比較してもお勧めできることは間違いない。なお利用の際は、職場のモラルに反した使い方をしないよう、自己責任でお使いいただきたい。

ソフト名
Secret Disk

作者
Yuri Saprykin

利用料
無料

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山口真弘プロフィール

テクニカルライター。PC周辺機器メーカー2社を経てコンサルティング会社でユーザビリティ改善業務に携わった経験から、ユーザ視点による製品やサービスの使い勝手の評価が専門分野。Impress Watch、ITmediaなどのWeb媒体を中心に活動中。
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