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トップページてくらぼWOMAN*IT> IT*英語*クラウド 思い立ったら実行する勇気(Amazon Data Services Japan株式会社/仁平幸子)

WOMAN*ITIT*英語*クラウド 思い立ったら実行する勇気
(Amazon Data Services Japan株式会社/仁平幸子)

2011.09.15

第18回インタビューは、Amazon Data Services Japan株式会社でサポートエンジニアとしてご活躍中の仁平幸子(にへいさちこ)さんにインタビューをしました。仁平さんは、Amazon Web サービス(AWS)上で開発をするエンジニアをサポートする傍ら、JAWS-UG女子会の発起人でもあります。一見、「おっとり系?」と思わせる優しい話し方の仁平さんですが、鋭い視点とクラウドへの熱い情熱をとても強く感じられるインタビューでした。
今回は、仁平さんがこれまでどのようなキャリアを築かれたか、そのキャリアの分岐点でそれぞれどういったことを思い、転職活動をされて現在に至るかについて伺います!

Amazon Data Services Japan株式会社 デべロッパーサポートエンジニア 仁平幸子さん
学校を卒業してからこれまでのご経歴について教えてください!

4年制の大学を卒業後、そのまま就職をせず大学の技術職員として働き始めました。その後、国内ISPに就職しましたが、休職し大学院でセキュリティの研究を行いました。卒業後は外資系通信機器メーカーに派遣社員として就職。その後、外資系通信機器メーカーを2社経て、今のAmazon Data Services Japan株式会社に2010年9月から所属しています。

学生時代になりたかった職業はありますか?

大学生の時はこれになりたいというものがまだ決まっていませんでした。そのため、技官という大学内の計算機センターで臨時職員として、学内のITインフラを管理しながら自分は何に興味があるのだろうとひたすら考えていました。同じ学部の友人は、マスコミ・商社・国際協力機関等に就職している人が多かったと思います。正直、就職活動もしていたのですが「ちょっと違うな」という思いを抱えていました。友人と自分を照らし合せた時に、自分のやりたいと思う選択肢がなく、このまま就職してどうなってしまうのだろうという漠然とした不安を感じたこともありました。この仕事は、今となってはコンピュータの勉強を始めるきっかけになりましたので、経験してよかったなと思っています。
技術職員として働く中で、パソコンやネットワークに触れ、「ITの世界って面白い!」と感じるようになりました。例えば、コマンドラインインターフェイスってカッコイイと思いUnix の勉強をしたり 、CGI などを自作したりするようになりました。周りに流されることなく、自分の好きなものを選ぶという考えが、今の自分に繋がっていると思います。

その後、どのようなキャリアを歩まれたのですか?

はい、一度国内 ISPに就職しましたが、理系の基礎知識がないことがコンプレックスになり、休職してソフトウェア生産管理学の研究ができる大学院に通いました。そこではファイアーウォールなどセキュリティ技術の研究をしていましたが、大学院に通い始めてから、英語論文を良く読むようになり「ITの知識と英語を使って海外の人と仕事がしたい」とより強く考えるようになりました。

そこで、外資系IT企業に転職されたのですね。

その頃にはやりたいものは決まっていましたし、得意・不得意分野が自分の中でも区別できていました。大学院に通学していた時も、仕事をしながら勉強ができる環境に身を置くことが自分のスキルアップへの近道だと思っていました。
私自身、英語を使いながら、IT技術を学びたかったため、理想の自分に近づけるには、雇用形態は特にこだわらなくても良いと思っていました。そこで、外資系IT企業に紹介会社を通じて派遣社員として就業することに決めました。実は、当時TOEIC700点程でしたので外資系企業に通用する英語スキルはなかったと思うのですが(笑)。
大学院卒業後の1年目はネットワークのサポートエンジニアとしてのルータやスイッチといったコアアーキテクチャのトラブルシューティングをしていました。外資系企業でうまく仕事ができるか不安もありましたが、1年目で業務が一通り習得できたことと、2年目でプロダクティブアワードというサポート件数についての表彰をしていただけたことが自信となりました。
この企業で働くことによって、初めて仕事を楽しいと思えるようになりました。仕事への達成感もありましたし、仕事にも集中できる環境でした。私生活でもいい意味で仕事の事を頭の片隅置いている自分を発見するなど、自分でも驚くほどでした。仕事は今でも月曜日から楽しいですよ。仕事に対する考え方を根本的に見直すきっかけが大学院からこの会社で勤務開始した時だと思います。

そして次の会社に転職されたのですね

はい、次はかねてから興味のあったロードバランサやセキュリティに関わる外資系通信機器メーカーに転職することになり、サポートエンジニアとして不具合の解析や再現試験を行いました。ただ、その会社で1年経験し仕事がうまく回り始めた時に、逆に何故かとても不安になりました。本当によい会社で、会社の雰囲気もとてもよく、仕事量も安定していて、残業も多くはありませんでした。「この会社で一生働くのかな」と思って満足していた部分もあるのですが、ふと将来について考えた時に「このままでいいのかな」という不安がよぎりました。

よい会社で安定していたのに不安になられたのはどうしてですか?

エンジニアとしての知識と、英語スキルに不安を感じました。特に英語に関して、ある程度仕事としてはこなすことはできたのですが、「なあなあ」でできている状態でした。もっとビジネスで通用する英語を使って仕事をしたいと転職を決意しました。
次の会社は完全に英語が公用語で、同僚の半数以上が外国人という環境でした。英語を喋らないと仕事にならなかったため、かなり鍛えられた気がします。ただ、そこでは非常に体力勝負の仕事が多く、夜間作業で1晩中データセンターにこもることも多かったため、長時間勤務の大変さを感じました。これまで男性に混じって仕事をすることに抵抗はありませんでしたが、さすがに体力面では男性にかなわないなと感じるようになりました。そのうち「深夜残業が当たり前の会社で自分が評価をされるのは難しい」と考えるようになり、長時間勤務の厳しさを痛感しました。
 そういった中、たまたま読んだ技術メルマガや雑誌で「クラウド」という言葉を知ることになり、クラウドって何だろうと以前から頭に引っかかっていたものに、より興味が沸いてくるようになりました。「名称はよく見るけれど、実態はつかめない」「今までの技術が基礎になっているのになぜか大騒ぎされている」「これは何だ」と。

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