|
ITエンジニア・Webクリエイターの仕事情報ならパソナテック
てくらぼが終了する、ということでこの「Webサービス列伝」も連載終了することが決まった。そこで、今回はいままでのまとめと、Webサービスを見る時に私が気をつけている点についてまとめてみたいと思う。 「足りない何か」を満たしてくれるサービスたち連載で紹介させていただいたサービスのほとんどは、「もう少しこうなっていればな」という、足りない何かを埋めてくれるものでした。それは絶妙にTwitterの不便さをフォローする「Meity」しかり、どこでもUstreamを実現する「Twitcasting」しかり、読書の管理を手助けする「読書メーター」しかりです。少し前まで、Webサービスといえば何か革新的な機能を備えているか、斬新すぎる切り口が話題をさらったりしていた覚えがありますが、昨今のWebサービスは、身近な不便さを解消するような、実生活にもひもづくサービスが多いような気がしました。 個人の開発したサービスが企業サービスを超えることもそんな人に寄り添うサービスは、ほとんどが個人による小規模開発であったにも関わらず、時として企業が発表するような巨大なサービスを超えることがあります。例えば「Meity」や「テレビジン」などは、その手のサービスでは恐らく孤高の存在で、「Twitcasting」に至ってはワールドワイドに受け入れられ、愛される存在と化しています。これはサーバや開発にかかる環境が身近な物になったこともありますが、サービスがユーザ目線にまで降りてきたことを如実に表しているのでは無いかとも思えます。 思えば、mixiやgreeでさえ最初はたった1人のエンジニアが開発した実験的なWebサービスでした。1人が開発したからこそ、開発者の強い想いがそのまま具現化され、人々に愛されるようになった側面は否定できないでしょう。これからも個人の開発したWebサービスが、日本のネット界を席巻するような現象が続くのではないでしょうか。 最後に、私がWebサービスを見る時に気をつけている点について、簡単にまとめます。 「何がしたかったのか」が明確なサービスがいいよねWebサービスで大事なことはただ1つ、開発者として「何がしたかったのか」が明確なことです。近頃はソーシャル系のサービスとAPIを通じて手軽に接続できるため、どのサービスもこぞってTwitterやらFacebookやらと接続しがちですが、必ずしも全てのサービスがそれらソーシャルと繋がる必要は無いはずです。大事なのはサービスを通じて何をしたかったのか、何を提供したかったのかであって、無闇にAPIを叩いてサービスのリッチさを印象づけるのはあまり意味がありません。サービスをよりよくするため、結果的にソーシャルと接続した…ぐらいの勢いがちょうど良いのではないかと、個人的には思います。 ということで、10カ月近く続きました連載もこれにて終了です。これからも日本のインターネットを楽しくしてくれるようなWebサービスが次々に生まれることを願っております。 最後に告知です。そんなキラリと光Webサービスに焦点を当てるイベント、「WISH」がことしも開催されます。詳しくはWISH2011のWebサイトをご覧ください。 ありがとうございました。 〜てくらぼ編集部よりお知らせ〜
2010年11月より10回に渡って、いけてるWebサービスをお伝えしてきた、 このレポートに関するご意見・ご感想は下記までお願いします。
最新のITエンジニアお仕事情報
|