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てくらぼ自習室レポートイベントレポート "マインドハックス研究会"

2009.04.10
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今回は、メンタルヘルスをテーマにあすなろBLOGで記事を執筆する心理学ジャーナリスト・佐々木正悟氏の”マインドハックス研究会”セミナーに参加してきました。 3月30日に開催されたこちらのセミナーでは「日常生活の中の心理学」、「ビジネスに役立つ脳科学」といった、聞いてすぐに実践できる心と脳の使い方について講演されました。

本当のリラックス

私達はどういう瞬間に「リラックスしている」と感じるでしょうか。
心理学でリラクゼーションとは、心に葛藤がない状態を指すそうです。あれこれと迷ったり、悩むことなく自信を持って「こうしていていい!」と思える状態が本当のリラックスなのです。
そう言われるとリラックスするのも難しいことのように思えてきます。

しかし佐々木氏は、あえて緊張状態を高めることで本当のリラックス状態を擬似的に作り出すことができると言います。
一度高まった緊張がほぐれると、緊張する以前の状態よりも深いリラックス状態になります。だからリラックスしたい時はあえて緊張を生むことが効果的だそうです。

「例えば指相撲などのちょっとしたゲームでも(人によっては)緊張を高めることができます。」

普段、私たちは意識しなくても、これに似た手法でリラックス生み出しているのかもしれませんが、これを意識し、テクニックを駆使することによってさらに効果的にリラックスできるようになるのです。

とりかかれない問題

心を上手にコントロールする方法は他にもあります。
例えば「やらなければいけないけど、なかなか手が出せない仕事」があるとき、私たちはどうすればいいでしょうか。

解決方法のひとつにGTD(Getting Things Done)という考え方があります。
自分が抱えている全ての仕事を洗い出して次の仕事を明らかにすることができれば、これらの仕事についてシステマティックに対応できるようになり、ストレスから開放される。

しかし、もし洗い出した仕事がさらに手を出しづらい仕事だったらどうでしょうか。
セミナーでは「仕事を放っておく」「5分だけとりかかる」「ゴール目標を低く設定する」など、色々な意見が交わされました。

過負荷、心配性、完璧主義など、色々な要素が絡み合って仕事は先送りにされますが、佐々木氏は「成功への期待と失敗への恐怖(その葛藤)」が、仕事を先送りにする大きな要因だと考えます。

仕事を成功させるために、とりかかろうとするけれど、失敗を恐れて距離をとってしまう。
佐々木氏はこういった葛藤を「最大損失を先取りする」ことで乗り越えているそうです。自分にとっての最大の失敗を明らかにして、それに耐えられると考えられれば葛藤を越えられるというのです。

佐々木氏にとって最大の損失は時間を失うこと。
仕事が進まないと時間はどんどん後ろに押して、最終的には睡眠時間が短くなる。佐々木氏は一日をタスクシートで管理しているので、成功時の報酬(予定通りの十分な睡眠)と失敗時の罰(睡眠時間が短くなる)が目に見えてわかります。

報酬と罰があるとき、生き物は必ず報酬へ向かいます。
このような習慣を身につけることで、ストレスがひとつ軽減されるのです。

次回

この他にも心と脳を上手に使うテクニックについて多くの意見が交わされました。
セミナーで話された内容がすぐにでも実践できる内容だった事は何より、全ての人に必ず当てはまるテーマだったので、参加者の皆さんはとても熱心に参加されていました。
帰って早速実践された方も多かったのではないでしょうか。

参加者からの反響もあり、2回目、3回目…と次回以降についての構想もあるとのことなので、今後の展開にも要注目なマインドハックス研究会でした!

 

あすなろBLOG「メンタルハックス」

「メンタルハックス」 あすなろBLOGで活躍中の佐々木氏。 こちらのBLOGではメンタルヘルスに関する様々なトピックスは勿論、 "マインドハックス研究会"セミナーの情報も書かれているのでご注目ください!

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