PCのハードウェア構成の変更や、新しいソフトウェアの導入に伴って、現在のパーティションのサイズを変更する必要が生じることがある。システムドライブの容量が足りないので分割済みのパーティションを結合したい、あるいは別のOSをインストールするために現在のドライブを分割したい、といったケースがそうだ。
こうした場合に活躍するのが、OSを再インストールすることなくパーティションの分割・結合やサイズ変更を自在に行える、いわゆる「パーティション編集ソフト」だ。今回紹介する「EASEUS Partition Master」は、Windowsを起動したまま、FATおよびNTFS形式のパーティションの編集が行えるフリーソフトだ。対応OSはVista、XP、2000である。
※「EASEUS Partition Master」の起動画面。なお、家庭内利用に限りフリーという制約があるので利用時は注意されたい
提供元のサイトからダウンロードし、インストールを行う。起動すると、Windowsの「ディスクの管理」によく似たパーティション一覧画面が表示される。この画面でパーティションを右クリックすると、「Resize/Move」「Create」「Delete」などの操作メニューが表示される。これらインターフェイスはすべて英語だが、なじみのある用語がほとんどであり、操作方法自体も直感的なので、利用にあたって迷うことはまずないだろう。
※(上)メイン画面。パーティションはファイルシステムごとに違ったカラーで表示される。Windowsの「ディスクの管理」の画面(下)と非常によく似た構成
今回は試しに、画面上でEドライブと表示されているHDD(232.88GB、NTFSフォーマット)のパーティションを分割してみよう。パーティションの領域上で右クリックして表示されるメニューの中から「Resize/Move」を選択すると、容量を調整するためのスライダーが表示される。今回はパーティションを分割して2つにするので、境界線の右端をマウスでドラッグして左に移動させ、現在のパーティションのサイズを小さくする。
※変更したいパーティションの領域上で右クリックし、「Resize/Move」を選択する
※紫で表示されているのが現在のパーティション領域。マウスで境界線をドラッグして左に動かし、新しいパーティションの容量を決定する。下段にパーティションの値を直接入力しても構わない
パーティションのサイズを小さくしたことにより、ディスク上に新たに未割当の領域(Unallocated)ができたので、右クリックして「Create」を選択する。ボリュームラベルやファイルシステムを決めてOKを押すと、新しいパーティションが作成される。ちなみにこの段階ではUndoでやり直すことができるので、うまくいかなかった場合は元の状態に戻して再度操作が行える。