「窓の手 2010 for Windows 7」は、Windows用のカスタマイズソフトとして有名な「窓の手」の最新バージョンだ。従来の「窓の手」の使い勝手はそのままに、Windows 7ならではの項目に対応したバージョンに進化している。
OSのカスタマイズを行うソフトは数多く存在するが、おもに高速化を目的としたものと、使い勝手を改善することを目的としたもの、大きく2つに分けられる。例えばWindows7用ということでいくと、以前紹介したカスタマイズソフト「WinDNA 7」はどちらかというと前者寄りの傾向で、標準で動作しているサービスをオフにするなどして、動作速度を向上させることを主眼に置いていた。
今回紹介する「窓の手 2010 for Windows 7」は後者に近く、アイコンやショートカットをカスタマイズしたり、右クリックメニューに項目を追加して操作性を改善するといった具合に、使い勝手の改善のほうに軸足を置いている。もちろん結果として高速化に寄与する場合もあるのだが、先の「WinDNA 7」などと比べると表示周りの項目が多い印象だ。今回は従来の「窓の手 2004」との比較も踏まえながら、Windows 7専用である本ソフトを紹介する。
なお本校執筆時点では正式版の公開に至っていないため、2011年2月末の時点での最新版であるBeta2をもとに本ソフトの機能を紹介する。制作者のページでは本バージョンについて「バグがあったりシステムに影響を与える場合があるため、万一そのような事態になってもシステムを復旧出来る方以外のご使用は控えて頂きますようお願いします」との注釈があるので、それを前提にご覧いただきたい。
インストールが完了して起動すると、「窓の手 2004」でも見慣れたアイコンカスタマイズの画面が表示される。この画面ではデフォルトのアイコンを、別の種類に変更することができる。従来バージョンではアイコンの表示色のカスタマイズも行えたが、今回のバージョンでは省かれている。
次のタブは「デスクトップ」。デスクトップ上に表示するショートカットのカスタマイズが行えるほか、ショートカットに「〜のショートカット」という文字列をつけないなどの設定が行える。このあたりもメニューとしては無難だ。
続いて「タスクバー」。タスクバー上のボタンにマウスポインタを重ねることでポップアップ表示される「ライブサムネイル」周りのカスタマイズ機能が中心だ。XPではなかった、Windows 7ならではのカスタマイズ項目だと言える。
続いて「右クリックメニュー」。名前の通り、右クリックをした際に表示される、コンテクストメニューのカスタマイズが行える。「フォルダへ移動」「フォルダへコピー」などは、従来から多用している人も多いのではないだろうか。