「Prey」は、盗難に遭ったノートPCから位置情報やスクリーンショットを取得し、追跡に役立てられるサービスだ。情報を取得する以外に盗難PCの画面上にメッセージを表示することにより、盗難・紛失したPCの利用者に届出や返却を促すといった機能もある。
PreyのクライアントソフトがインストールされたPCは、定期的にPreyのサイトにアクセスし、IPアドレスなどの情報を送信する。もしこのPCが紛失もしくは盗難に遭った場合は、サイトにアクセスして「Missing」=紛失スイッチをオンにする。これによって、一定間隔でスクリーンショットや位置情報、ウェブカムの画像を取得できるほか、PCに対してリモートでメッセージを表示することができるようになる。iPhoneなどで利用できる「MobileMe」に近いサービスだと言える。
以下、クライアントソフトのインストール手順と、実際に紛失・盗難が発生した時の対処方法に分けて紹介する。なお、設定画面数がそこそこ多いこともあり、手順は一部要約している場合がある。使用時のクライアントソフトのバージョンは0.3.7を使用している。
まずは紛失・盗難の対象となるPCにクライアントソフトをインストールする。「Prey」のサイトからダウンロードし、手順に従ってインストール作業を行う。作業そのものは1分程度で完了する。
インストールが完了すると、ひきつづいて各種設定作業を行う。「Configue Prey Setting(Recommended)」にチェックを入れて「Finish」をクリックし、設定画面を起動する。
「Setup reporting method」を選択して「Next」をクリック。
「Prey + Control Panel(Recommended)」を選択して「Next」をクリック。
「New user」を選択して「Next」をクリック。
名前やメールアドレス、パスワードなどのアカウント情報を入力して「Next」をクリック。
アカウントの作成が完了した。追跡される側のPCの設定は以上で完了だ。PCを再起動すると、Preyのクライアントソフトがバックグラウンドに常駐するようになる。タスクトレイなどには特に表示されない。
次のページでは、実際に紛失・盗難が発生した時の対処方法を見ていく。