SEMコンサルタントの独り言 【超簡単!】Webサイトの現状を把握する21の項目
はじめに
Webサイトにも耐用年数はあります。デザイン的な部分もちろんのこと、SEOに関しては、検索エンジン側のアルゴリズム変更に伴うアップデートの必要性や、またユーザビリティに関しても、定期的にブラッシュアップを行い、サイト離脱率の低下や使い勝手の向上に努める必要があります。
今回は、自分や自社で所有しているWebサイトのSEO上、ユーザビリティ上における洗い出すべき問題点をチェックすべき超簡単なポイントをご紹介いたします。これら簡易チェックポイントを元に、まずはWebサイト現状を把握してみてはいかがでしょうか。
SEOチェックポイント(9項目)
SEO(Webサイトの集客力)については、簡単にチェックできるものとして以下の9項目があります。
- 1.キーワード選定
- サイトテーマに即したキーワードを選定しているか?キーワードは基本的にサイトを象徴する最大公約数的なテーマが設定されていることが必須。
- 2.SEOコーディング(ページ内要因)
- SEOを意識したHTMLやCSSなどが適切に記述されているか?簡単なところではtitleタグ、metaタグ、hタグが適切に設定されているかを見直してみましょう。
- 3.サイト構造(リンク構造)
- クローラーを意識したリンク構造、リンクジュースの配分が適切になされているか?少し高度ですが、基本的な考え方としては、リンク構造からもれているページ(孤立しているページ)はないか確認しましょう。
- 4.ドメイン・URL
- ドメインの表記、またURLディレクトリ構造、パラメータの記述方法について評価します。独自ドメインを設定していない場合は、その必要性の検討。また、少し高度ですが、不要なパラメータが設定されていないかなど、シンプルでわかりやすい構造かどうかを確認してみましょう。
- 5.検索機能
- サイト内検索及びジャンルカテゴリ機能について、検索結果やカテゴリ構造が正しく振り分けられているかをチェックしてみましょう。また該当ページ内のページ内要因(チェック3)が正しく設定されているかを確認してみましょう。
- 6.外部リンク(ページ外要因)
- ナチュラルリンク及び外部媒体からの広告リンクが正しいURLで設定されているか?アンカーテキストが正しく設定されているか?(バナーの場合は代替テキストが正しく設定されているか?)競合他社の状況も確認してみましょう。
- 7.ディレクトリ登録
- 国内主要ポータルサイトでのディレクトリ登録が完了しているか?よほど理由が無い限り、登録はしておきましょう。(有料登録が大半ですが)
- 8.ソーシャルメディア対策
- ソーシャルメディアでの掲載状況及びソーシャルブックマーク対応について確認してみましょう。Webサイトの規模やサービス内容によっては、ソーシャルブックマークボタンの設置や外部ソーシャルメディアへのアカウント開設および運営も検討してみましょう。
- 9.SEOスパム
- 検索エンジン側で禁止しているSEOスパム行為を行っていないかについて確認してみましょう。これについては、余程なことが無い限り行ってはいないと思いますが、外部業者にSEOを委託していて不安な場合は、その施策内容を開示してもらい、他の業者にセカンドオピニオンとして診断してもらうことも検討してみましょう。
ユーザビリティチェックポイント(12項目)
ユーザビリティ(Webサイトの使い勝手)については、簡単にチェックできるものとして以下の12項目があります。
- 1.ナビゲーション
- 意図通りにサイト内を移動できるかどうかを確認してみましょう。自分自身でWebサイトを触ってみるのはもちろん、自分以外の誰かに依頼して、少し触ってもらうだけでも貴重な意見が得られるでしょう。
- 2.分類・サイト構造
- メニューの分類やカテゴリの構造が、理解しやすいかを確認してみましょう。これも、前項のチェックと同様、複数人に触ってもらい検証してみるのもよいでしょう。
- 3.検索
- サイト内を検索する機能が、適切に提供されているかについて確認してみましょう。訪問ユーザが、サイト内検索を自ら進んで使用する位、使い勝手が良いかどうかも実際に触って検証しましょう。「機能としてある方がいい」という理由だけでは、むしろ要らない場合もあります。
- 4.入力フォーム・入力項目
- Webサイト上で何かしらのサービスを提供している場合、最も離脱しやすいポイントとされる、決済ページや登録ページ、お申し込みページ等において、ストレスなく入力を行うことができるかについても確認してみましょう。意外と不便であることが多い場合があります。
- 5.デザイン・画像
- 画像やデザインの質、訴求力など、サイトの見た目について確認してみましょう。これに関しては、社内にデザイナーがいる場合(いない場合は同僚でも)は、最近のトレンドをふまえ、実施にWebサイトを触りながら、軽くアイディアレベルで話し合って(重く話し合っては駄目です。)みると、意外な発見があります。
- 6.レイアウト・段組
- コンテンツが読みやすく配置されているかどうか、複数のブラウザを使ってもレイアウトが崩れないか、などを確認してみましょう。また競合サイトも含め、自分の業界内における"お約束のレイアウト"が正しく設定されているかどうかをチェックしてみましょう。
- 7.文章・用語
- 文章表現や表記ルールなどが適切に設定されているか?自社のパンフレットやリーフレットがある場合、それら紙資料とのサービス表記のズレや商品説明の差分がないかどうかをチェックしましょう。
- 8.信頼感
- Webサイトがユーザーに対して信頼感や安心感を与えられているかをもう一度確認してみましょう。例えば、作りかけのコンテンツはありませんか?またクオリティが一定に達していないコンテンツはありませんか?あくまで印象なのでなかなか自己診断は難しいところではあるので、外の人間(知り合いなど)に自サイトを見てもらい、印象を聞いてみるのも良いでしょう。
- 9.規約・コーディング
- HTMLやCSS、JavaScriptなどが適切に記述されているかを確認しましょう。また部分リニューアルした場合は、不要なタグやスクリプトの残骸がないかどうかもチェックしてみましょう。
- 10.ユニバーサルデザイン
- 視力、通信速度、スペックなど、ユーザーの環境にかかわらず、サイトを快適に見ることができるかについても様々な環境(ブラウザやPC、モニタ)を使い分け確認してみましょう。特に普段使っているモニタサイズを変えて確認するだけでも気づく点は多いはずです。
- 11.アクセシビリティ
- 視聴覚障害や四肢欠損など、重度の障碍を持つユーザーが、サイトを快適に見ることができるか?そのようなアクセシビリティ対応が社内のガイドラインに存在しているかを確認しましょう。ガイドラインが存在する場合は、自サイトが準拠しているかどうかをチェックしてみましょう。
- 12.システム
- サイトの安定性やサーバレスポンスなど、ストレス無くスムーズに自サイトを閲覧できるかを確認しましょう。
両輪のチェックを!
「集客」と「Webサイト」は、車でいえば両輪となります。どちらか一方が小さすぎたり、欠けていると、真っ直ぐに進むことはできません。もう一度Webサイト内外の状況を確認してみることが重要です。

Webマーケティング会社に所属し、大手企業を中心としたWebにおける戦略立案を行ない、インターネット視聴率調査、SEO/SEM全般、バズマーケティングなど、Web集客全般のコンサルティング、その他Webサービス構築、アクセス解析の分野で数多くの実績を持つ。また、個人でも様々なWebプロモーションを企画立案し活動中。Twitterアカウントは(@flatmountain)。
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