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SEMコンサルタントの独り言 検索エンジンとソーシャルメディア(後編)
ソーシャルメディアの利点とは何か。では、前回お話した躍進を続けるソーシャルメディアが、こんなにも大きく成長できた要因とはなんなのでしょうか。いくつかポイントを列挙してみます。
※Google検索結果にTwitterのつぶやきが表示される例 以上のように、ソーシャルメディアの躍進は、ネット全体の中ではまだまだ小さいものの、確実に検索エンジンとは別の切り口からユーザを取り込み始めています。 位置情報を利用したサービスの登場また、2010年は検索エンジン、ソーシャルメディア共に「位置情報」というテーマが加わると思われます。 例えば、Googleがスマートフォン(Android、iPhoneなど)向けに、位置情報と検索キーワードを連動させた検索結果を表示する機能を追加しています。例えば、私が東京都千代田区市ヶ谷近辺でラーメンが食べたくなった時などは、「ラーメン」と入力すると以下のようになります。
※Google検索で位置情報を送信後、キーワード「ラーメン」で検索 上図の様に、通常の検索結果に加えて付近のラーメン屋さんの情報が表示されます。以前のように携帯で店舗情報を探す場合、「検索エンジン⇒紹介サイト⇒目的の店舗」という導線でしたが、今では位置情報で簡単に近隣情報が手に入る時代です。物ぐさな私でもこれなら積極的にお店を探せるというものです。 これは、私がGoogleに送信した位置情報と「ラーメン」をクロスした検索結果なのですが、ここで重要なのは今後、このような導線をユーザにとって一般的なものと認知された場合です。現在、スマートフォンのユーザはまだ少ないとはいえ、来年度以降の各キャリアの主力商品として、スマートフォンが展開されています。つまり今までのように携帯での単純な「キーワード」検索から、「位置情報+キーワード」検索という時代が当たり前になると考えられます。 ソーシャルメディアと位置情報ソーシャルメディアにおいても、海外で流行している「foursquare」や国内でも「ケータイ国盗り合戦」の様に、実際の地図とユーザの位置情報と組み合わせたゲーム性のあるサービスが増えてきました。 特に「foursquare」に関して言えば、各地域のランドマーク等をチェックインすることでポイントが増えるスタンプラリーのようなものですが、場所ごとのTip機能があり、店舗等の口コミ情報を共有することができます。まさにソーシャルメディアと位置情報の融合ですね。 やや駆け足気味で説明しましたが、重要なのは、ここ1〜2年のトレンドとして、媒体側が主体となって情報を提供する仕組みだったものが、ユーザそれぞれが自らの有益な情報を共有していく仕組みに移行しつつあるということです。そして位置情報という機能が加わり、より一層、個々のユーザの体験が他のユーザとの共有体験となる時にさしかかりつつあります。 このレポートに関するご意見・ご感想は下記までお願いします。 |
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