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SEMコンサルタントの独り言 やっぱりキーワード選定(1)

2008.12.17
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はじめに

今回のタイトルにあるように、まずSEMの考え方の基本をつかむためには、「キーワード選定」が重要です。
今回は少しだけ検索エンジンを取り巻く環境について説明をしてから、次回以降で具体的に「キーワード選定」とは何かについてお話します。

昔々・・・

時は1990年代。どこの誰が始めたか、検索ユーザが検索しそうなキーワードをWebサイト内に書き込むことによって、そのキーワードでの検索結果の上位に、自分のWebサイトが表示されることに気がつきました。
結果、たくさんの訪問者が、その”誰か”のWebサイトに訪れました。”誰か”はWebサイトで物を売っていたので大変儲かりました。

そしてさらに”誰か”は考えました。「みんなが検索しそうなキーワードをたくさん詰め込んでおけば、どんなキーワードで検索されても常に上位表示できる」と・・・。

そんな時代もありました。(今は無理です。念のため)
では 今はというと……

SEMの対象範囲

GoogleやYahoo等の検索エンジンにおいて、検索ユーザがキーワードを入力して検索すると、下図の様に検索したキーワードに基づいた結果が表示されます。@の部分が検索結果、Aの部分が検索結果に連動した広告となります。
SEOにおける施策対象となるのは@、PPC広告で対象となるのはAとなります。

検索したキーワードに基づいた結果画面

検索結果@は、各検索エンジンによる独自のアルゴリズムによって、ユーザが入力したキーワード(質問)に対して、最適なサイトテーマを持つWebページが並んだ検索結果(回答)を自動的に表示する仕組みになっています。(※どうやれば検索エンジンに対して自社のWebサイトを上位表示させられるかは、多少テクニカルな話となりますので、今は割愛します。)

一方Aの広告部分は、広告を出稿している側(広告主自身、広告代理店)が、検索ユーザが検索するであろうキーワードを予め予測して事前に設定しています。
またAは入札方式のクリック課金となっているので、広告のクオリティと1クリックあたりの入札金額によって、良い順に検索結果に表示されます。
ここで重要なことは、キーワードの設定によっては、商品成約までの費用対効果が大きく変わってしまうということです。

近年の検索エンジンを取り巻く環境、プレイヤ

検索エンジンにキーワードを入力して表示される検索結果は、そこに関わるプレイヤの目的によって、同じ検索結果でもその見え方、行動が大きく変わってきます。
近年のインターネットを取り巻く環境を考えると、大きく3種類のプレイヤに分けることができます。

【1】検索ユーザ
    【目的例】
  • 具体的な商品、サービスを購入する為のもの
  • 何かを調べる為のもの
  • 暇つぶし
【2】企業
    【目的例】 
  • 自社の商材を購入させたい、サービスに申し込みさせたい
  • 自社サービスへの問合わせを増やしたい
  • 自社のブランディング、周知活動
【3】検索エンジン・その他ポータル
    【目的例】
  • 検索ユーザのニーズ(質問)に対する検索結果(回答)の提案
  • マーケティングデータとしての収集・活用
  • 広告媒体としての利益の最大化

つまり検索ユーザは、自身にとって有益な情報やモノを探すことを目的として、一方企業は、自社の売上を最大化するための手段として、そして検索エンジンは、検索ユーザと企業を最適に結びつけることで、検索ユーザと企業の満足度を向上させ、媒体としての価値を上げること(ビジネスチャンスを増やすこと)を目的としています。

このように「検索ユーザ」「企業」「検索エンジン」3つのプレイヤが違う目的で活動している中で、近年のネットビジネスにおいて、検索ユーザの興味関心を中心に、全プレイヤのニーズを満たす理想的な仕組みとして、近年のSEM(検索エンジンマーケティング)の考え方が生まれました。

SEM(検索エンジン最適化)のために

前述の通り、検索ユーザは、具体的な商品やサービスを購入する為、あるいは何かを調べる為など、自分自身が能動的に目的を持って検索しています。
また一方でただの暇つぶしの為に検索している場合もありえます。そんな様々な検索ユーザの中から、企業は検索結果を通して、自社の潜在顧客を探し当てて、自社のお得意様になってもらう必要があります。
そして検索エンジンは媒体としての価値を上げるため、検索ユーザを最適な検索結果に導こうと日々努力しています。

私は、クライアント企業のWebサイトに対してSEM戦略をうっている以上、そのクライアントへ優良な潜在顧客を最大化して送客しなければなりません。
そこで重要になってくるのが、SEOやPPC広告などの各SEM施策を実施する際に重要となるキーワード選定におけるセグメント化の考え方です。(つづく)

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平山 悠人 プロフィール

Webマーケティング会社に所属し、大手企業を中心としたWebにおける戦略立案を行ない、インターネット視聴率調査、SEO/SEM全般、バズマーケティングなど、Web集客全般のコンサルティング、その他Webサービス構築、アクセス解析の分野で数多くの実績を持つ。また、個人でも様々なWebプロモーションを企画立案し活動中。Twitterアカウントは(@flatmountain)。

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