Creator’s Meeting In NAGOYA
Vol.4 「CMS導入HOW-TOセミナー」
「CMSを導入したいけど、何を選んだら良いのか分からない」
「これまでの運用がどのように変わるのか?」といった現場担当者の方や、
「もし私の部署に導入されたら何が変わるの?」「操作感はどうなの?」といった疑問をお持ちのコーダー/デザイナーの方々を対象に、WordPress、Jimdo、a-blog cmsという3つのCMSのプロフェッショナルをお迎えし、それぞれの特徴を比較。基本的な概念の理解から、導入するに当たってのポイント等をご紹介頂きました。
今回は総勢約70名もの方々にご参加頂きCMSについて関心度の高さが伺えました!
CMS概要説明
- 1.高価な商用CMSツールを使わずに企業サイトのCMS化を実現する!
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今回のセミナーでは高価な商用CMSツールを使わずに企業サイトのCMS化を実現する!をテーマにパソナテックの主観で選定した3ツールを紹介していきます。
- 2.そもそもCMS導入のメリット、デメリットとは?
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基本のおさらいになりますが、そもそもCMSって導入するとどんな良いことがあるのでしょうか?
企業側と制作者側のメリットデメリットについてまとめました。
<企業にとってのメリット>
- 一般社員でも更新できる
- 運用コストの低減
- 品質の均一化
- 作業漏れの防止
- 属人化の解消
<企業側のデメリット>
- 導入コストが高くなる傾向がある
- 運用ルールが大きく変わる
- 例外の否定
<制作者側のメリット>
- 要件の早期確定
- 品質の均一化
- 作業効率の向上
- 属人化の解消
<制作者側のデメリット>
- 新規の技術習得が必要
- 難易度、作業量が上がる
- 2重作業が発生する可能性有り
- 技術的な付加価値の低下
各CMSツールについての説明
- ■WordPress
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まずはCMSの中でも1、2を争う代表ツール「WordPress」について名古屋を中心に活動するWebディレクターでWordPressエバンジェリストの豊田さんにお話頂きました。
- 講師プロフィール
豊田 有 氏
現在、制作会社に勤務し、大手百貨店のWEBサイトのリニューアルに携わり、Webデザイン、サイト設計、ディレクションなど担当業務は多岐にわたる。
- ●WordPressとは?
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WordPressで構築されているWEBサイトは1,800万件(全世界で8.2%)もあり、それだけ多くの人に支持されているCMSです。
- PHPとMySQLを利用したCMS
- Web標準やユーザーの使いやすさを重要視
- 小規模〜大規模サイトまで構築可能
- ライセンス費用無料!
- ●WordPressの魅力とは…
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WordPressの魅力を制作者側から、企業のWEB担当者側からの両方の目線で語って頂きました。
<制作者側>
- インストールが簡単!
- PHPが学べる
- Dreamweaver CS5がサポート
- 拡張機能(プラグイン、テーマ)が豊富
<WEB担当者側>
- 管理、更新が簡単
- 様々な投稿方法(携帯、スマートフォンからもOK)
- SEO対策が優れいてる(マット・カッツ氏が「googleで良い結果を得るならWordPressが有効」と発言されているほどだそうです)
WordPressの機能拡張には約1万ものプラグインと約1,300ものフリーテーマ(テンプレート)があり、セミナー終了後のアンケートでも「拡張性の高さがWordPressの一番の魅力!」というご意見が多数出ていました。
豊田さんに実際に管理画面での編集方法や、管理画面に行かなくても編集ができるプラグインのご紹介などのデモンストレーションを行って頂きました。
ドラッグ&ドロップで簡単に表示の配置が換えられる「ウィジェット機能」や記事の更新履歴が自動で残る「リビジョン管理機能」が便利との声(Tweet)や、紹介されたプラグインについて、セミナー終了後にたくさんのお問い合わせがありました。
- ■a-blog cms
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次に名古屋のweb制作会社が開発した「a-blog CMS」の開発者、山本さんにお話をしていただきました。
「a-blog CMS」は去年の夏にリリース、現在公開可能な事例は105件あるそうです。(2010年7月17日現在)
- 講師プロフィール
山本 一道 氏
有限会社アップルップル代表取締役
2002年に独立し2004年Web制作会社「アップルップル」法人化。
2004年「a-blog」を、昨年夏に「a-blog cms」をリリース。
2000年からWeb 制作者のための勉強会「WCAN」を主宰。
- ●制作者と運営者どちらにもうれしいCMS
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a-bole CMSはWEB制作者とWEBを更新する運営者どちらにとってもうれしいCMSだそうです。具体的にどういうところが「うれしい」のでしょうか?
<制作者側>
- カスタマイズがとっても簡単でプログラムが書けなくても大丈夫。
- 静的なHTMLで書かれているテンプレートのHTMLをそのままテーマに設定するだけでCMSとして機能する。
- Dreamweaverなどのオーサリングソフトと相性が良く、デザインビューで作業ができる。
- 通常の(静的)HTMLと同じ工程でメンテナンスが可能です。(DWで編集→ローカルで確認→FTP→サーバーで確認)
<WEB担当者側>
- LPO機能(商品の売り手と買い手の情報のギャップを埋める方法)
例)Yahooで商品名で検索した場合、通常はその会社のトップページがヒットするが、LPO機能を使えばトップページに商品へのリンクが自動で表示される
- カスタムフィールドが凄い!
WordPress等は管理ページでカスタムフィールドを作ることができるが、見た目通りの入力欄が作ることができないのでお客様が入力する時に分かりにくい。
a-blog CMSはHTMLでできているので、自分で作ったカスタムフィールドを管理画面で見た目通りそのまま再現できる(更新しやすい)
制作者側としてはプログラムが分からなくてもカスタマイズができ、今までのようにDreamweaverなどのオーサリングソフトを使って作業ができるというところが魅力だと感じました。
実際に管理画面での編集方法を実施して頂きました。分かりやすいご説明で会場からも「分かりやすい、使ってみたい!」との声が多数ありました。
- ■Jimdo
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最後にJimdoについてオフィスコンクリートの中居さんにお話頂きました。みなさんの目の前でWEB上からの登録〜導入までの操作を行いながら説明をして頂きました。
- 講師プロフィール
中居 伊織 氏
株式会社オフィスコンクリート代表取締役
企業や教育機関のPR活動を支援するべく、2006年に株式会社オフィスコンクリートを設立。
並行してインタラクティブアートの分野でも活躍している。
- ●登録から導入までがとにかく簡単なのが魅力!
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とにかく早くて簡単!他のCMSにはない手軽さが魅力です。
サーバーやエディタを考えなくても良いので誰でも気軽に始められるそうです。
ただ、その分自由度は低くなってしまいます。設定や操作履歴のバックアップ機能はありません。
- ●直感的な操作性が可能
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管理画面の操作性が非常に人間の視覚に訴えるもので分かりやすい。見たままの画面で編集が可能。
レイアウト、ヘッダーの色や位置なども見たまま編集ができる。メニューも増やしたり減らしたりするのも感覚でできる。ページの追加、編集、削除、並べ替えなどもとても容易にできる。
- ●他にも便利な機能
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- オンラインショッピング機能(無料版は商品の掲載数が5件のみ)
- フォトギャラリー機能
- RSSフィールド
- Youtubeの動画の掲載
- Googlemapの表示
- お問合せページ(ただし細かい設問の設定はできない)
- メールマガジンの作成
「簡単にできそう!家に帰ったらすぐやってみたい」「無料なのに充実している」「オンラインショッピング機能が魅力」というような声がたくさんあがりました。
最後に中居さんからホームページ作成の書籍をプレゼント!じゃんけん大会が開かれ、盛り上がりました!
パネルディスカッション
豊田さん、山本さん、中居さん3名にCMSについてのパネルディスカッションをして頂きました。

- 1.CMS導入後のお客様の変化、お客様の声は?
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- クライアントさんから業務が楽しくなった。という声があった。
- 他にもキャンペーンをやりたいというような相談も増えた。
- お客様が自分でWEBをコントロールできるようになり満足度が上がった
- 2.お客様への上手なCMSの提案方法は?
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お客様の目の前で実際に更新方法や承認方法などを見てもらうと納得してもらえる
- 3.CMSの普及に際してデザイナー、コーダーはどう対応するべきか?
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- 素人でも作れるCMSツールが世の中に普及すると、デザイナー、コーダーの仕事がなくなると思われがちだが、実はデザイナー、コーダーはお客様の生の文章や写真をWEB用に見やすくする役割を担ってきた。今後はもっと広い意味でのWEBサポート、コンサルティング、マネジメントができるスキルを磨いてくべき。
- 今後CMSを利用することは必須。デザイナーは自分が提案するCMSについてよく理解することが重要。今からしっかりスキルを磨けば仕事の幅は広がる。今がチャンスだと思う
- コーダー(マークアップエンジニア)さんは、FLASHの代わりとなるインターフェイス(HTML)を動かすことができるスキルを身につけることで、今後一番求められる人材になれる!
おわりに
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今回はCMSを触ったことがない初心者の方から実際に導入されている企業のWEB担当者の方まで幅広くご参加頂きました。
どこに焦点をあてたらみなさんに満足していただけるセミナーになるかと悩みましたが、実際に第一線の現場で活躍されている講師の方々のお話にかなりご満足頂けたようでとてもうれしく思いました。
セミナー終了後もかなりの方が残って講師の方々へのご質問をしていたり、その後の懇親会も大いに盛り上がりました!

〜てくらぼ編集部よりお知らせ〜
2010年5月より4回に渡って、旬な技術動向のレポートをお届けしてきた
『Creator's Meeting In NAGOYA』は
2009年12月21日をもちまして連載終了となりました。
長い間ご愛読いただき、ありがとうございました。
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