今回は楽天株式会社でスマートフォン向けECアプリの開発プロデュースを担当する金澤さんにキャリアインタビューを行いました。ご自身のキャリアパスを振り返って頂きつつ、スマートフォン全盛時代において、どのようにキャリアチャンスを掴んでいくべきなのか、お話を伺いました。

スマートフォン向け「楽天市場」の開発チームをまとめるプロデューサー。
前職は株式会社ドリコムにてブログサービスの開発に携わった後、2008年前半より楽天株式会社へ入社。台湾・中国版楽天市場の開発に従事。日本Androidの会の運営メンバーに参加したり趣味のピアノなど社外でも活躍中!
まずは、今までの経歴を教えてください。
SIerで3年間システムエンジニアとして働いた後、前職はエンジニアとして株式会社ドリコムでブログサービスの開発をしていました。 実際にはお客様先での要件ヒアリングから開発、サーバー構築、運用と上流〜下流まで一通り担当していましたね。当時のお客さんの声を聞きながらサービスを作る経験がきっかけとなり、自分はただ開発するだけではなく、ユーザーのニーズを聞いてサービスを創っていきたい。と考えるようになりました。
そして、楽天に転職されたのですね。どこに魅力を感じたのですか?
人が多い大企業の割に情報共有は徹底されており、風通しが良い組織に魅力を感じました。
あらゆる情報が部署を超えて全社員で共有される“ベンチャーっぽさ”がサービスを作る上ではアドバンテージになるんですよね。
楽天でのお仕事をお聞かせください。
現在は、楽天市場のスマートフォン向けアプリの開発プロデュースを担当しています。リリースから半年経った現在、Android向けの楽天市場アプリは順調にダウンロード数が伸び、利用されていますね。
入社当初は海外向け楽天市場の開発(PCサイト)エンジニアを担当していたのですが、同じ部門で3年働いた頃にキャリアチェンジを意識しはじめました。
ちょうど同時期に社内でもスマートフォン向けアプリへの関心が高まっていたこともあり、一念発起してプロジェクトの立ち上げに手を挙げ、違う部署から4人のメンバーが集まり、プロジェクトがスタートしました。

自分からチャンスを引き寄せたんですね。
自分が動けばチャンスが掴める、部署を越えて同じマインドのエンジニアと仕事ができる、そんな環境だったのは良かったです。
それに加えて大事なのは日頃から自分ができること、好きなことをアピールすること。
例えば社内勉強会で発表したり、社内SNSで積極的に発言したり。そして、他部署の情報もキャッチしフットワークを軽くすることで、チャンスがあればすぐに動けるようにしておく。そういったインプット・アウトプットの積み重ねがチャンスを引き寄せるのかもしれませんね。
プロデューサーとして仕事をする上で苦労などはありますか?
「良い環境で面白いものを作りたい」というエンジニアの思いを実現するために、メンバー間でのコミュニケーション機会を多く持ち、メンバーひとり一人の個性や技術力を最適な立ち位置、最適なタイミングで結集させる。ここがプロデューサーである僕の腕の見せ所であり、日々課題としているところですかね。国内最大級のECマーケットを持ちながらも、フットワーク軽くスマートフォン業界に切り込める仕事は他にはありません。仕事に関わるメンバーもこの誇りを持って仕事に携わっています。
スキルアップ・キャリアアップについては、どうお考えですか?
新しい技術トレンドが次々生まれてくる中で“どのタイミングで何を勉強するのか?”は、非常に大事になります。世の中の流れとしてスマートフォンがきているという実感がありますし、自分の興味もそこにあります。ただ、社内に引きこもっていては、得られる最新トレンド情報は限られてしまうと思っています。そういった点で、社外のエンジニアと交流が持てるコミュニティの存在は非常に役立っています。僕自身、今の部署に異動してからAndroid界隈の最新動向や人脈を広げたいと思い、今年の5月から「日本Androidの会 ※1」に参加をしています。スキルアップ・キャリアアップにおいても、社内外問わず活動の幅を広げることがとても大切だと思います。仕事で起こる課題においても、社内の意見だけで解決させるのではなく、社外にも目を向けることで新しいアイディアが生まれることがあります。
- ※1 「日本Androidの会」:金澤さんは日本Andoridの会のコミュニティ運営委員として会の運営等に携わっています。
ご自身の今後のキャリアビジョンを教えてください。
現在はスマートフォンなどデバイスの進化が速く、やりがいもあるのでしばらくはスマートフォンに関わる仕事を続けていきたいと思っています。
ただ、お客さんの声を聞き新しいサービスを創っていきたいと考えているので、将来的にはそういったお客さん寄りの仕事をしていきたいとも考えています。前職での経験も踏まえ、チャレンジしていきたいです。
〜CAまとめ〜
自分で自分のキャリアを切り開いていく!
優しい物腰とは裏腹に「自力」という言葉がまさにぴったりな金澤さん。
「さまざまなデバイスの登場によってスマートフォンユーザーの利用シーンは広がっている。新しいものを使って何を提供できるのか?難しいけれど選択肢が多いからこそ、戦略の幅が広がる。それって楽しいことですよね!」難しい課題も楽しみに変えてしまう程の前向きさは、ステージを変えながら、自分が描くキャリアの糧となるチャンスを積極的に掴んできた金澤さんだからこその発言だと思いました。
少しずつアプローチを変えて、時には環境を変えながら目標に迫っていくのが一番の近道なのかもしれませんね。あなたもステージを変え、一歩ずつ自分のキャリアを作ってみませんか?
会社データ
| 社名 | 楽天株式会社 |
| 経営理念 | 人と社会をネットを通じてEmpowermentし、自らの成功を通じ社会を変革し豊かにする |
| 事業内容 | EC事業、他 |
| 社員数 | 単体/3042名 (2010年12月時点) |
| 企業URL | http://corp.rakuten.co.jp/ |




















