トップページITキャリア大図鑑No.012 横田真俊
ITキャリア大図鑑
No.012 データセンター企画職 横田真俊氏
【BASIC DATA】
名前 よこた まさとし
職業 データセンター企画職
年齢 28歳
血液型 O型
星座 おひつじ座
ご家族
出身地 群馬県
趣味 ニュースソース探しとブログ書き
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世の中の関心はどこに向かっているのか。人びとは何を評価しているのか。評価されるにはどうしたらいいのか。そんなことを常に意識しています。  


 

物心ついたときから、トレンドウォッチャーでした。

   

まず、横田さんの現在のお仕事について教えていただけますか。

   

横田氏:インターネット接続サービスの提供や、サーバの設置、その管理業務、さらに各種情報提供サービスを行っている会社に勤務しています。現在は2005年にできた企画部に所属していて、主に、新規サービス起ち上げのための情報収集や企画立案、マーケティング計画策定、プロジェクト推進などを行っています。それと、既存サービスのリニューアルなども手がけています。
最近では携帯向けのWebメールのサービスや、レンタルサーバの法人向けプランなどを起ち上げました。
自分自身が企画を出すこともありますが、どちらかというと、プランとそれを実現するための技術の仲立ちをすることの方が多いですね。

  横田真俊氏写真


 

お客さまからの意見を直接聞くこともあるそうですが。

 
 

横田氏:お客さまからの声は励みになりますね。ブログや掲示板で自分が関わったサービスについて書かれているものを見つけると、ちょっとうれしくなります。もちろん厳しい意見を目にして、凹むときもありますが(笑)。
新しい企画にはさまざまな評価がつきものですし、ない方がよいに決まっていますが、たとえば障害の発生は、お客さまの厳しい本音が聞けるチャンスでもあります。お客さまの声をたくさん聞いていくことで、もっともっと喜んでいただける提案ができるようになると思うんです。
良いも悪いもお客さまの声の積み重なったものが評判とか評価ということなんだろうと思います。そういう意味で、会社やサービスに対する評価って、けっこう気になります。どんなお客さまがいて、どんな評価をしていただいているのか。いつも知りたくて仕方がありません(笑)。
そもそも僕は、仕事をする以前からそういった「世の中の評価」というものにずっと興味をもち続けているんです。

 

「世の中の評価」ですか。

   

横田氏:そうです(笑)。私は昔から「トレンドウォッチ」が好きで、よく「オリコン」みたいなランキング雑誌を立ち読みしながら「今何が人気があって、何が売れているんだろう」なんてチェックしていました。ゲーム情報誌を片っ端から立ち読みしていた時期もありましたね。気になるのは、ゲームの売り上げランキング。「人気があるのはこれなんだ、なるほど」と確認して、ゲームを買ったりはしませんでした(笑)。

  横田真俊氏写真

何が楽しかったのでしょう(笑)。

 

横田氏:「これが、世の中で評価が高いものなんだ」と知ることです。インターネットが普及したら、より一層それがエスカレートしまして、インターネット上にある旬な情報にしびれてしまいました。当時はADSLとか光ファイバーなんて環境はありませんから、23時から翌朝の8時までに限ってつなぎ放題にできるテレホーダイというプランを利用していたんですね。だから23時になったら、気になっているサイトにアクセスして、ニュースや情報をひたすらコピー&ペーストでテキスト保存してました。それをPalmに移して読むのが当時の日課でしたね。インターネットで、自分のトレンドウォッチが加速したということがいえるでしょうね。

 


     

ブログを書き始めたのは、ファイル共有ソフトの存在があったから。

   
 

そもそも、なぜP2Pを中心としたIT関連の情報などを発信する「P2Ptoday ダブルスラッシュ」というブログを書き始めたのですか。

   
 

横田氏:きっかけは、ナップスターという、P2Pの技術を利用したファイル共有ソフトのひとつに興味をもったからです。ナップスターはMP3などのファイルを、インターネットに接続されたコンピュータ同士で共有することができるソフトです。似たようなものだとウィニーが有名ですよね。ウィニーは情報流出というマイナス面ばかりが知れ渡ってしまいましたけど。P2Pというのは本来はとても有益なソフトなんです。そのことを自分なりに調べて、多くの人に理解してもらいたいと思って始めたのが、私のブログです。

  横田真俊氏写真
 

つまりP2Pの正しい評価を世に問いたかったということでしょうか。

 
 

横田氏:そうかもしれませんね。このテクノロジーのことを正しく理解してもらって、そこからどんなことが生まれる可能性があるのか。みなさんはどんなことができれば評価してくれるのか。そういうことを考える場がほしかったのかもしれません。

 
 

ブログを書くという行為自体、見知らぬ人から評価されるということでもありますよね。

   

横田氏:あすなろBLOG」でも連載をさせていただいていますが、実はそこでも評価されるということをかなり意識してるんです。自分が面白いと思ったことや、興味があることを載せるわけですが、読者の方に「これは役立つ情報だ」と思って欲しいんですよ。そこで「はてなブックマーク」の数とかが増えたりとか、そういう「評価」が自分にもらえたりすると、すごくうれしいわけです。たとえば、自分が「これはいけるだろう」と思って書いたものが、案外反響がなかったりすることも、それはそれで面白いですし。書いてみてそれほどでもないと思っていたのに、ある日突然「何でこれが?」って、こちらがびっくりするくらい評価が上がったりすることもあって、不思議ですよね。

  横田真俊氏写真
 

評価を得るために費やしている時間はかなりのものでしょうね。

 

横田氏:読書とニュースソース探しとブログ書きは、もう立派な趣味ですね(笑)。あとはたまにゲームをやることくらいかな。オンとオフを切り替えることもなく、パソコンに向かっています。むしろパソコンに向かっている時間が幸せな時間だといえるかも。「パソコンばっかりいじって!」って、妻によく怒られます(笑)。

 
 

基本的には、かなりのインドア派ということでしょうか(笑)。

   

横田氏:ブログの更新や情報収集は確かに大好きなんですが、ちゃんと外にも出ます(笑)。学生時代の友人たちと会う度に、ネット業界について情報交換をしたり、P2P関連のコミュニティやイベントに参加したり、私が講演することもあります。
やはりネットを介して捉えようとしているトレンドと、生身の人間一人ひとりが何を考え、何を求めているのかということは、どこか情報の質が違うと思うんですね。私は人と出会うことでわかる世の中というものも面白くて仕方ないんです。

   
 

結局、人に興味があるということですよね。

   

横田氏:まず自分が褒めてもらうことが好きなんでしょうね(笑)。だから頑張って情報を集めているようなところがある。集めたらみんなに教えたいと思うのが人情で、そのことで評価されたら、そりゃあ、うれしいですよ。多分、「褒められたい→そのために求められているものは何かを探る→発信する→褒められる→嬉しい→もっと褒められたい」の無限連鎖にはまっているんです(笑)。

   
 

インターネット上で評価されるというのは、どういう意味があるとお考えですか。

   

横田氏:匿名性という点が最も大きいでしょうね。時に必要以上に攻撃的になったり、なりすましや思ってもいないコメントをわざと発信するなんてこともあるでしょう。それでも私は、老若男女が世間体などにとらわれることなく、正直にコメントしてくれている場合が多いと思っています。なぜなら私は何がみなさんの役に立つかだけを考えて発信し更新しているという自負がありますから。そういう意味で、インターネットでの評価を、私は割と素直に受け入れています。

   
 

お仕事に個人の活動にお忙しそうですが、ご夫婦の時間なんてどのように過ごされているんでしょうか。

   

横田氏:実は近々、携わってきた携帯用Webメールのサービスがバージョンアップするので、今は仕事が忙しくて。職場と自宅が近いのをいいことに、終電の時間が過ぎても平気で仕事をしちゃってます。それでも最近は、仕事を先に終えた妻が僕の会社のそばのファミレスで待っていてくれるようになりまして、そこで夕食をとって、自宅まで2人で色々なことを話しながら、歩いて帰ります。

  横田真俊氏写真
 

仕事も趣味も、奥様との時間も大切にできているなんて素敵ですね。

 

横田氏:あ、今評価が上がりました?(笑)

 


     
Two Typical Questions    

1.

あなたの夢の実現度は?

 
 

まだ具体的ではないのですが、将来、一本立ちをしたいです。もちろんIT業界で。34、35歳までには道をつくっておきたいと思っています。そこでまず成功して、財団を設立したいんです。何の財団にするかは、まだ決まっていないんですけどね(笑)。

 
 

2.

1つだけ夢がかなうとしたら?

   
   

今の知識をもったまま、小学生くらいの頃に戻りたいです。小学生なのに「ITにやたら詳しいトレンドウォッチャー」になりたい(笑)。でも、この業界がものすごいスピードで進化し続けているのを感じているので、今という時に留まることができたとしても、ちょっと時間が過ぎれば、大昔にいることになるのかもしれませんね。

 
   

とにかく世の中が気になる。そんなあなたを応援します。
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