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【BASIC DATA】 |
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名前 |
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みたに ひろうみ |
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職業 |
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株式会社ドリコムジェネレーティッドメディアにて、B to CのWebサービス企画、戦略立案(プランナー)担当 |
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年齢 |
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31歳 |
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血液型 |
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A型 |
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ご家族 |
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奥さまと二人暮らし |
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出身地 |
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フランス |
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趣味 |
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読書、ボディボード、映画、海外旅行 |
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美谷さんはプランナーとして、具体的にはどういった仕事をなさっているのですか。 |
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美谷氏:ドリコムとリクルートの共同出資会社であるドリコムジェネレーティッドメディアで、「ドリコムジョブボード(β)」というサービスの企画立案をしています。ドリコムジョブボード(β)とは、ブログに求人スペースを設けてもらって、そこを活用して就職や就業を支援しようというサービスです。
たとえば、カメラマンのブログなら、カメラマンを目指している、あるいはカメラや写真が好きな読者が想定されます。そういった読者は、別の見方をすればカメラや写真といったクリエイティブな仕事、あるいはスタジオやプロラボといった関連業務に関心をもっている層である確率が、不特定多数を相手にするよりも高いはずです。だからそこに求人告知があれば、人と仕事を効率的に結びつけることができるんじゃないか。それがジョブボードの基本コンセプトです。
これはCGM(Consumer Generated Media)という領域で、ブログやSNSといった、ユーザ情報発信メディアをビジネスとして成立させようという試みです。ブログやSNSは、ほとんどの場合、無料で参加できます。それだからこそここまで広がったといえるわけですが、運営側から見ると、かけたコストを回収できる有効な仕組みを未だにもち得ていない、というのが現状だと思うんです。そのひとつのソリューションとして、このジョブボードを考えたわけです。
僕自身の仕事としては、まず、競合されにくい独自性のあるサービスをプランニングすること。それから、こういうサービスは最初はどうしてもわかりにくさがつきまといますから、きちんとした営業が欠かせません。それとユーザに対する告知ですね。 |
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ジョブボードはどのようにして収益を生むのでしょうか。 |
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美谷氏:ブロガーの方は、自分のブログに設置するジョブボードの求人広告出稿料金を決めることができます。アクセス数が多いなど、自分のブログに価値があると思えば強気の価格設定ができる。逆に出稿料を安くしてたくさんの求人を集め、ブログの価値を高めるという考え方もできるかもしれません。それはブロガー次第です。そのあたりをあらかじめこちらで規定してしまわない、これはCGMらしい仕組みだと思います。
では、われわれはどこから収益を得るのか。出稿料の一部を運営費としていただいて、あとはブロガーの方にお支払いします。出稿する側は、ジョブボードが設置されたブログを個別に判断して出稿してもいいですし、自動的に複数のジョブボードに出稿できるパッケージを利用しても構いません。 |
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こういうアイディアを考えつく秘けつは、どんなところにあるのでしょうか。 |
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美谷氏:僕の場合、多分、何回か海外で暮らした経験が下地になっているんだと思います。父の仕事の関係で、フランスで生まれて7歳まで過ごしました。小学校2年生から中学1年の最初の頃は日本で暮らして、13歳から高校を卒業するまではギリシアに住んでいました。それで大学入学と同時に日本に戻ってきたわけです。そうやって外国と日本を行ったり来たりしながら生活したものですから、物事を鵜呑みにしないという習慣が身についたみたいです。簡単に言えば、日本で当たり前のことは日本しか知らなければ疑いようがないわけですけど、フランスだったらこうだとか、ギリシアだったらこうだということを僕は実体験として知っているわけです。だから目の前の出来事には違った見方とかアプローチがあるんじゃないか、と常に思っているところがあります。
たとえば、日本の就職というものを考えてみたとき、ホームページで資料を請求して、先輩を訪問して、入社試験を受ける、それが当たり前?って考えちゃうんです。インターンをきっかけにしたり、コンテストに作品や企画を出して実績をつくることで、逆に請われて入社するってアプローチだっていいわけですよね。
就職希望者と求人側とを結びつける場も、既存のものではなくて、違う価値観をもったものがつくれるはずだと、CGMの広がりなども見ながら思っていました。 |
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アイディアはいつどのように思い浮かべるんですか。 |
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美谷氏:特に、これといってはないんです。会社でも自宅でもふっとひらめいたら、ガーッと30分くらいでまとめながら自分のブログにアップしていく。これの繰り返しです。家に帰っても、ほとんどノートパソコンを立ち上げて仕事をしているような状態なので(笑)。だから、僕のネタ帳は、「あすなろブログ」や、会社でやっている「うみブログ」などのブログなんです。
温めてきたネタのほとんどが、やはり生活の中の実体験を通して生まれる違和感から発展することが多いですね。家を借りるのに、仲介手数料はなぜ家賃に比例して設定されるのか。なぜ、不動産広告に載っている間取り図が正確でないことが多いのか。そんな疑問からもWebで実現させたい次のアイディアが生まれたりします。
それから、その場で何か思いつくということではないですけれど、深夜のカフェで本を読むのが、いい気分転換になっていると思います。 |
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ブログに書くことのよさはどういうところにありますか。 |
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美谷氏:何より、書くことで自分が成長できますね。気になったことをブログの記事にしようとするとき、思いのままに書いてしまうんじゃなくて、もう一歩踏み込んで調べてみるということをします。たとえば、「こういった面白いものがありますよ」と紹介するときに、どこが面白いかということを分析しないと書けませんよね。ブログを書くということは、自分なりに理解を深めることにつながっているんだと思うんです。だからブログを書き続けることで、「気になったこと」が「アイディアの源」として自分の中に蓄えられる気がするんです。どんな些細なことでもブログに書くことで、それが自分の中で深まっていく感じですね。
ブログを通したコミュニケーションも大きな意味をもっていると思います。読者がコメントを寄せてくれて、僕も返事を書く。そういう相互作用の中で、単なるつぶやきが具体性をもったアイディアになっていったり、自分の中でもやもやしていたものが、クリアになっていったりします。 |
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Webのプランナーになられたのは何がきっかけですか。 |
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美谷氏:大学を卒業して初めはゲーム会社でゲームの企画に携わっていました。当時は、パッケージとして手元に残るものをつくりたかったんですね。その後、フリーでもゲームプランナーをやっていたんですが、なかなか企画が通らなかった。かなり落ち込みました。
その一方で、実は、宣伝会議のモバイル企画コンテストにも応募し続けていたんです。それが16回くらい応募したうち11回入賞できたんですね。それで、「モバイルの企画ならやっていけるかも」と自信を少々回復して(笑)、モバイルコンテンツを企画運営する会社に入りました。そこでは、もち込まれた新しい技術を生かしたサービスを考えてみたり、新規プランをコンテンツとして結実させていくプロデューサー的な役割を担っていました。
その業務の中、モバイルのコンテンツも自分なりに先が見えてきたなと感じ始めた頃、「Webの世界でこれから面白いことができる」という弊社の内藤(編集部注:株式会社ドリコム代表取締役CEO 内藤裕紀氏)の話を聞く機会があって、そこで「ドリコムで一緒にやろう」と誘われて、Webのプランナーということになりました。
フリーのときは企画をもち込む側。モバイル業界では新しい技術や提案を受けて判断していく側。両方の立場に立ってみてわかったんですが、新規案件というものは実現化がすごく難しい。新しいことを評価してくれても、すぐにそれが利益を生むわけではない。そう考えると、利益を生む既存コンテンツやプランをもっていて、その上で新規の企画を進めるということでないとなかなか新しい方へ踏み出せないという感覚が理解できた。「新しいでしょ、面白いでしょ」、だけでは通用しないです。でも僕は新しいことを考えるのが好きなので、Webの世界でもまた新規案件に取り組んでいますが(笑)。
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新規のアイディアは実現化が難しいというお話ですが、では、それを実現するために何が必要なのでしょうか。 |
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美谷氏:諦めないことですね。新しいアイディアは心のどこかにとっておいて、ほかのことをしながら温めておいて、「きた!」というときにすっと出す。それは波乗りに似ているのかも(笑)。僕は、ボディボードを少しやっているんですけど、感覚はそれに近い。波が来たらいったん乗ってみる。いい波かどうかもわからないですし、自分が乗れるかどうも実はわからない。駄目だったら、乗るべき波は次に来ると思って温めておく。
それから、フリーの頃に実感したのは、たとえよいアイディアがあっても、実現するには一人では無理だということ。技術、時間、費用……。どれもが必要で、そのためには仲間が必要なんです。仲間と知り合えるブログの役割は大きいですよ。いまや英語でブログを書いたら、世界中からいろいろな反応がある時代ですから、これを利用しない手はないです。
自分がブログを通してある情報の発信源になり、次に「これ、いいんじゃない? ビジネスとして実現できるんじゃない?」という数人のグループが生まれて、それに関心を示した企業が資本力を生かして形にしてくれるというのが理想です。Rubyというプログラミング言語やLinuxというOSの成功を考えれば、知識が共有され、新たに書き加えられ集積化されていくことのパワーはものすごいですからね。これも、一人から始まって多くの人の共同作業でよりよいものができていった好例ですよね。
多くの人の力で、一人だったら乗れないようなビッグウェーブをつかむ。今、ドリコムで働いているのも、自分一人では実現できそうにないアイディアを社内の力を借りて実現できるという実感があるからですし、それこそが会社で働くことの大きな意義だと思っています。だから、僕は周囲のスタッフに取り締まられて(助けられて)仕事をする「取締られ役」って肩書きを名刺に書いているんです(笑)。 |
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これまでのお話で、Webの専門職、技術職ではなくても、「違う視点からモノを見る」ことができれば、プランナーになれるような気になってきましたが、実際はどうでしょうか。 |
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美谷氏:理数系や技術職じゃなくても、Webの世界で活躍できる場はありますね。だけど、Webへの興味をもっていることは必要です。僕自身、技術の全体的な流れ、歴史がわかることで見えてくるものや、そこから生まれる変革がある、ということにようやく気づいてきました。でも、そういう目でこの業界を見るようになったのは、本当に最近ですけど。
友人の日記に「どうやら同じようなことを繰り返し繰り返して、人生は進んでいくらしい」という一節があったのですが、今、僕も同じようなことを実感しています。前は、企画には新しい発見が大切だと思っていたけれど、どうもそれだけではない。世の中の歩みが、ある部分繰り返しの連続だとしたら、独りよがりで新しいと思っているだけでは、全然新しいことではないかもしれないじゃないですか。大きな流れのようなものを掴んで、今何が必要なのか、この次は何が求められそうかを考えることが大切だという気がするんです。この業界に入りたての頃は、だれでもがむしゃらに新しいことを追いかけようとしちゃうんですけどね。
あとは、問題意識をもちつついかにポジティブでいられるかが、この仕事のコツなんだと思います。問題意識は新しいアイディアにつながるけれど、またネガティブな落ち込みにもなるので(笑)。皆さんも、問題意識をもつことにネガティブにならず、アイディアに変えていってほしいと思います。 |
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1. |
あなたの夢の実現度は? |
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僕は、世界のどこでも仕事ができる人になりたいんです。イギリスで仕事をしたいと思ったら、その時点でそこに呼んでもらえるだけのプレゼンスをもっていたい。アップルで仕事がしたいと思ったとしても、求められるような自分でいたい。そうできる自分というものを想定すると、今現在の実現度は5%くらいではないかと。 |
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2. |
1つだけ夢がかなうとしたら? |
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スタンフォード大学で勉強したいですね。ヒューレット・パッカードやグーグルもスタンフォードの学生が始めた会社です。そういうITの先端企業を生み出したカルチャーの中で、自分もその最前線にいられるように学んでみたいし、すごい人たちとたくさん出会ってみたいんです。 |
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