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渡辺千賀氏ファーストセッションはパソナテックシリコンバレーオフィスフェローで、シリコンバレーのコンサルティング会社、Blueshift Global Partners社長で、On Off and Beyondの渡辺千賀氏による「きっかけを自ら作り出し、変化を起こすための7つのルール」というテーマの講演。
自己紹介を兼ねて、自分の働き方の変化を紹介。社員数が数千の会社から、数百、数十と徐々に規模の小さな会社に移っていくことで、自分が人に使われるのも人を使うのも苦手だということに気づき、現在は基本的に1名だが内向きにならない仕事をしている。
人間が忙しい理由は「通勤、会食、会議」の3つで、これをすべてやらなければ暇になる。現在は、自宅で仕事をし、一人でやっているので報告のための会議もない、アメリカなので夜飲みに行くこともない。おかげで、庭でトマトを作っており、将来は鶏を飼って毎朝生卵を食べるのが夢でした。本題に入る前に、Disclaimer(免責事項)として、今回の講演内容が誰にでも向いているわけではなく、「(自分は嫌われ者ではないが)嫌われたり孤独になるのが人生最大の苦痛の人は絶対まねをしないでください」とした上で、自身の経験をふまえた変化のための7つのルールを紹介した。
- 1. 実力発揮の場を作る
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- 「自分の力を見せないと、誰にも認めてもらえない」、「実力を見せていれば、何かのタイミングで『君こういうことをやってみれば?』」ときっかけが来ることが多い。そのきっかけは外からくることが多く、自分でも思っていなかった挑戦になることになり、それを乗り越えることで始めてチャンスが生まれてくる。
- 「外からもらえる大きなチャンスをつかむためには、いろいろな人に自分の実力を認めてもらわなければならない」
- そのために、やみくもにいろいろなことに手を出すのではなく、人が必要としている場で淡々と実力を出すことが重要で、それは会社内だけではなく、ボランティアやオープンソース、ブログなど、外向けに情報発信する場を持っていることが重要とした。
- 2. 一期一会のチャンスをつかむ
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- 「そもそも、チャンスが一期一会であることを認識する必要が大本だが」チャンスが来た場合、それをぱっとつかむことが重要。いいチャンスはどんな物かを解説し、「20代の間は選択肢が広がること」、「30代は自分の専門性を作る時期」で自分がやっていたことを核として何か付け加えていくような自分の専門性を作っていくことが重要とした。
- また「今難しいと思うことは将来もっと難しい」として、例えば、就職したばかりで23歳で別の会社に移るのが大変だと思ったら28歳になったらもっと大変であり、「『5年後だったら出来たのに』は捨てて、5年後に比べ今の方がやりやすいかどうか」を考えチャンスをつかむことが重要。
- また、変化は恐ろしい物だが、怖いと思うことも、よく知ればたいしたことがないことを様々な例を出して説明した。
- 3. 前向きなあきらめの達人になる
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- 「新しい物をつかんだら、古い物を手放さなければならない」として、あきらめられない人が多く、どうやったらあきらめられるかを解説した。
- あきらめるためには、例えば主語を変える方法を解説し、「嫌な上司がいる」ではなく、他人のことは変えられないので「私は嫌な上司を許している」とすると、その上司の問題が私の問題になり、自分のことはあきらめられるようになる。
- また、問題点の改善に無駄な時間を使わないことも重要で、問題を直すのではなく、失敗を成功で上塗りした方が大きくなれる。そして、「自分がいなくても会社も世の中も回る」として、だめなときはとっととあきらめることも大切とした。
- 4. 孤独に慣れる
- 新しいことに挑戦していくときは常に孤独で、一人でいることに慣れることが重要。そのためには「一人でいる時間を大切にすることが重要」で、そうなるとだんだん孤独に慣れる。また、人の判断を気にしないことも重要で、ほめ言葉だけはありがたく受け取り、批判は捨て去ることがよい。こうすることで、人のネットワークに依存しなくなるため変化に強くなれる。
- 5. 何かをして後悔することは、何かをしなくて後悔することより多い
- 「世の中の人は全員そうだと思うが、何かをやらなかった後悔の方が大きいのではないか」として、してもしなくてもいいことはやってしまうことが重要。しないことによって失われるチャンスや時間が一番怖く、やったことはリカバリ可能。たとえ失敗したとしても、その経験が次の成功につながる。
- 6. 大きな理想と小さな達成でやる気キープ
- 「大きな理想は10年後のキャリアプランを描いて、そこに向かって階段を上っていくことではない」、今は3年後すらわからない状況であり、「こんな感じになりたい」という漠然としたイメージに向かっていく、個別の小さな達成感が必要なのではないか。小さな達成感とは、今日やったことを大事にし、チャンスがあったらそれをきっかけに大きな理想に向けて変わっていくこととした。
- 7. 運の流れに逆らわない
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- きっかけをつかんでいくことがすごく大事で、運が来てもそれを自分で切ってしまう人も多く、それにひょいひょい乗ってしまうような人は運がいいのではないか。波に乗ってきたと思ったら、リスキーなことでもやってみることが重要で、それをやらなければ飛躍しない。
- 運が悪いときは、止めるのではなく、淡々とやり続け、新しい運が戻ってくるのを待つのが重要とした。
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- 質疑応答では「自信のスペシャリティをいつ頃見つけたのか?」という質問に対し、商社+コンサルティングで、問題分析とアライアンス交渉が自分のスペシャリティで、組み合わせを少しずつ積み重ねていくことが大事なのではないかと答えた。
- 「アメリカと日本のメンタリティの違い」については、人類としての進化の違いが大きく、アメリカは国を捨てて集まった人たちだけで出来ている国に近く、前向きでなければやっていられないからとした。 「成果を出さなければならない仕事で、プレッシャーに打ち勝つには?」という質問については、一人でやっている今が最もプレッシャーが大きく、「何が何でも成果を出すと覚悟する」ことが重要で、半年に一度くらい相手が期待していること以上の物を返す、それは周囲の期待ではなく、自分に恥ずかしくない仕事をしたいと思っていると答えた。
- 「孤独で寂しいと感じたときにどうやって紛らわすか」については、全く人に会わないことがよくあり、慣れであるとした。また、人と会うことではない喜びを見いだすことが大事と答えた。





















