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カーナビゲーションシステムの |
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アイシン・エィ・ダブリュにおけるカーナビゲーションシステムの歴史は、1992年にセルシオに搭載された、世界初となるボイスナビゲーションシステムからはじまる。初期のカーナビゲーションシステムのプログラムサイズはわずかなものだったが、今では機能も高度化し60倍にもなっている。また、開発要員も20倍と大規模化している。自ずとソフトウェアの品質に対する考え方、取り組みも進化している。 「初期の頃は、開発現場の“スーパーマン”に頼っていました。そして、徹底した評価をすることで不具合を出し切るという段階に。今は、いかに仕組みとして品質を保証するか、を追求しています」と山本氏は語る。 品質至上を経営理念に掲げるアイシン・エィ・ダブリュにとって、カーナビゲーションシステムにおいても品質を追求し続けた当然の結果と言える。「操作性、使い勝手の良さを追求することは当然として、『品質至上』を経営理念に掲げるアイシン・エィ・ダブリュにとって、出荷後の不具合ゼロが大命題です。品質をもっと良くしたいという一念で取り組んでいます」と山本氏は続ける。 |
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自動車メーカーからの高レベルの |
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アイシン・エィ・ダブリュは、トヨタ自動車をはじめ海外の自動車メーカーなどから高いレベルの品質基準を要求される。 「トヨタからはトヨタ独自の基準を、欧州メーカーからはAutomotive SPICEという異なる基準を満たすことが必要。要求レベルも高い。開発プロセス全般さらには我々のサプライヤーにまでその範囲は及びます。」 この要求基準を満たすよう、品質保証の仕組み化を推進するのが『品質監査』の業務である。「その名の通り、仕組みに従って仕事をしているか、ドキュメントやエビデンスは適正か、を定常的にチェックしている。これを事業所内だけでなく、国内外のサプライヤーや提携先にも自ら足を運んで行っています」と山本氏は語る。 品質保証システムを確立するためには、客観的な視点は欠かせないが、同時に現場レベルでの取り組みも重要である。 「現場でも、なぜこのような不具合が起こったのか、その原因は何なのかを、まさに『何故』を5回繰り返して根本原因を突き止め、再発防止につなげている。品質監査からも、もっとこうすれば良いのではという点は積極的に提案します」 品質監査担当は現在5人体制。今後は要員を拡充していくそうだ。また、監査手法にも外部のノウハウを積極的に取り込み、より良い監査手法を模索している。「現場での取組みと監査としてのチェック。確かに苦労も多いが、こういった泥臭い作業を積み重ねって、カスタマーからの要求基準を満たし、認められた時の喜びは格別です」 |
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品質のその先にある |
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「アイシン・エィ・ダブリュにとってカーナビはエンターテイメントや家電ではありません。自動車部品のひとつなのです。お客様にとってカーナビの不具合はクルマの不具合と同じ意味なのです」と山本氏は語る。 アイシン・エィ・ダブリュのモノづくりは『クルマづくり』。品質で世界を相手に戦ってきた自信が溢れている。 「アイシン・エィ・ダブリュの技術者は業界一、世界一です。カーナビゲーション分野をここまで成長させたプライドもある」と山本氏は評する。現場とのコミュニケーションが取れること、指示待ちではなく自発的に行動できることが求められる。 その上で、組込みなどの開発経験をひと通り経験し、そこでの知見やノウハウ、そして『もっとこうしたら』という思いがある技術者なら、業界一、世界一の技術者と共により良い品質を追求する面白さを享受できる。 「品質監査はプロセスをチェックすることが主業務です。しかし、我々が目指しているのは、開発技術者を楽にしてあげたいということ、仕事の仕方を進化させること。仕組みで仕事をするということなのです。プロセスや技術者に対してもっとこうすればという思いのある方、自分の思いが通じる会社で働きたいという方には最高のステージがあると思います」 |
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トヨタ自動車や海外の自動車メーカー、さらには市販系のカーナビゲーションシステムメーカーにも供給。カーナビゲーションシステムの世界シェアでNo.1に肉薄する地位にあるアイシン・エィ・ダブリュ。世界トップクラスのオートマチックトランスミッション(AT)専門メーカーとしてだけでない、もうひとつの顔である。